予選とスプリントで厳しい結果に終わるも、Repsol Honda Teamは確実に前進
ロードレース世界選手権(MotoGP)第18戦マレーシアGPのスプリントがセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。Repsol Honda Teamの両ライダーは、予選で思うようなグリッドを獲得できず、後方からばん回のレースに挑みました。厳しいグリッドから好スタートを切った両ライダーは序盤にポジションを上げますが、両ライダーともに転倒。しかし、再スタートを切って、マルク・マルケスが21位、ジョアン・ミルが23位で、それぞれチェッカーを受けました。
Q1から予選に挑むことになったRepsol Honda Teamの両ライダーは、午前中に行われたフリー走行で、セットアップの変更を行いました。
この変更でマルケスは、Q1開始直後に1分58秒717をマークし、Q2進出の期待が膨らみました。そのあとも、タイム更新の機会を探ったマルケスでしたが、セッション終盤に行ったフライングラップで転倒し、予選20番手となりました。チームメートのミルは、昨年の大会ではフロントローに匹敵する1分58秒440でしたが、総合16番手。厳しい予選だったことをうかがわせました。
スプリントでは、20番グリッドから好スタートを切ったマルケスが、オープニングラップに13番手に浮上。さらにペースを上げましたが、3周目の第14コーナーで転倒。大きくポジションを落とし、再スタートを切ったときには22番手でしたが、日曜日の決勝レースに向けてデータを収集するために10周を走りきって21位でチェッカーを受けました。
チームメートのミルも、序盤から積極的な走りで、オープニングラップは17番手。3周目に15番手へとポジションを上げますが、第15コーナーで転倒を喫し、最後尾へとポジションを落としました。しかし、マルケス同様、再スタートを切ると、決勝レースに向けて、しっかりとデータ収集を行い、23位でチェッカーを受けました。
12日は20周の決勝レースが15時から行われます。Repsol Honda Teamはさらに上位を目指します。
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