中上は19位、レクオーナは20位でスプリントのチェッカーを受ける

Sepang International Circuit

セパン・インターナショナル・サーキットで行われたロードレース世界選手権(MotoGP)第18戦マレーシアGPのスプリントで中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、19位でチェッカー。右足の手術のため欠場中のアレックス・リンスの代わりに出場している、イケル・レクオーナ(LCR Honda CASTROL)は、20位でフィニッシュしました。

金曜日からフロントエンドのフィーリングに苦戦する中上は、この日も問題は解消せず、RC213Vのパフォーマンスを存分に発揮することができませんでした。Honda勢全体が厳しい走りを強いられましたが、21番グリッドから決勝に挑み、粘り強い走りで19位でフィニッシュ。Honda勢の中では真っ先にチェッカーを受けました。金曜日、土曜日と思うような走りができていませんが、スプリントで多くのデータを収集。マシン改善に向けて一歩前進しました。明日の決勝レースではポイント獲得を目標に全力を尽くします。

3年ぶりにセパンを走るレクオーナは、予選、スプリントで、マシン改善に向けて多くのデータを収集しました。

リンスの代わりにMotoGPを走るのは今季これが4戦目。7戦ぶりということもあり、攻めきれない部分も多い一日でしたが、20位でフィニッシュして多くのデータを収集し、チームに貢献しました。日曜日の決勝レースでは、さらに上位を目指します。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

今日は厳しい結果になりました。昨日から抱えているフロントエンドの接地感が弱いために攻めの走りができず、加えて、立ち上がりでもリアのグリップ不足に苦戦しました。ここ数戦の中ではかなり難しい状況ですが、問題解決に向けて決勝レースにも全力で挑みます

Iker Lecuona ²⁷

LCR Honda CASTROL

今日はペースをキープするのが大変でした。そのため、期待していたようなスプリントになりませんでしたが、しっかり完走することができました。周回数が10ラップと短いレースの中で、明日のレースに向け、どこが課題なのかを知るためになるべくグループに残ることを心がけました