Race
MotoGP 2023
Round 18
レクオーナが堅実なレースで16位。惜しくもポイント獲得できず
Sepang International Circuit
ロードレース世界選手権(MotoGP)第18戦マレーシアGPの決勝がセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。手術のため欠場しているアレックス・リンスの代わりにLCR Honda CASTROLから出場したイケル・レクオーナは16位となり、惜しくもポイントを獲得することはできませんでした。LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は18位でフィニッシュしました。
23番グリッドから決勝に挑んだレクオーナは、レース序盤に21番手まで浮上するとその後も全力を尽くし、前日のスプリントに比べて、明らかに一歩前進したことを感じさせる走りをみせました。レース前半は2分1秒台とスプリントよりペースを上げ、後半は2分2秒から2分3秒台へとペースを落としましたが、16位でチェッカーを受けました。スプリントに続き決勝レースでも完走し、チームに多くのデータを提供しました。
予選21番手から決勝レースに挑んだ中上は、オープニングラップ20番手から序盤18番手までポジションを上げました。そして、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)、ジョアン・ミル(Repsol Honda Team)らのグループを視野に周回を重ねましたが、13周目の第9コーナーで転倒。マシンを起こして再スタートを切った中上は、20ラップを走りきり18位でチェッカーを受けました。
前日のスプリントに続き、決勝レースでも厳しい走りを強いられた中上ですが、両レースを完走したことで連戦となるカタールGP、バレンシアGPに向けて貴重なデータを残しました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/