土曜決勝に変更されたオーストラリアGPでRepsol Honda Teamは努力を続ける
ロードレース世界選手権(MotoGP)第16戦オーストラリアGPのフリー走行(FP)2と予選、決勝が土曜日に行われ、選手とチームにとって忙しい一日となりました。
日曜日に荒天が予想されることから、大会のスケジュールが大幅に変更されました。本来は日曜日に行われる決勝を土曜日に行い、土曜日に予定していたスプリントを日曜日に入れ替えました。
午前中にFP2と予選Q1、そしてQ2が行われ、15時10分から全27ラップの決勝が行われました。青空が広がった金曜日は最高気温が23℃まで上昇しましたが、この日は厚い雲が空を覆い、FP2と予選の時間帯は気温16℃、決勝時には18℃でした。
15分間で行われるQ1に挑んだマルク・マルケスは、最後のアタックでレースウイーク中の自己ベストとなる1分28秒237をマークして2番手に浮上。トップタイムのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)と0.077秒差でQ2進出を果たしました。12台が進出したQ2で、マルケスはさらにタイムを更新して1分28秒012をマークし、トップと0.766秒差で7番グリッドを獲得しました。
決勝では3列目7番手から好スタートを切ると、第1コーナーの進入でややポジションを下げましたが、すぐに5番手まで追いあげ、レース序盤は表彰台も狙えるペースで走りました。しかし、激しいバトルが発生すると、巻き込まれないように、よりディフェンシブな走りに変更。リアにソフトタイヤを選択していたマルケスは、タイヤの消耗を抑えるためにペースをセーブし、15位でチェッカーフラッグを受け、ポイントを獲得しました。
チームメートのジョアン・ミルは、午前中に行われたFP2とQ1を通して、セッティングを少し改善しました。決勝では16番グリッドから好スタートを切ると、ポイント圏内の15番手を走行。1分29秒から30秒台の好タイムで周回を続けました。しかし、11周目の第4コーナーで、激しいバトルを繰り広げていたルカ・マリーニ(ドゥカティ)と接触して転倒。一度は再スタートしましたが、ピットに戻るとそのまま走行を終えました。
大会のスケジュールが変更されたことで、13周のスプリントは日曜日の13時に始まります。
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