Repsol Honda Team連戦となるオーストラリアGPに挑む
ロードレース世界選手権(MotoGP)第15戦インドネシアGPから連戦となる第16戦オーストラリアGPは、シーズンを通して最南端に位置するフィリップアイランド・サーキットで開催されます。
Repsol Honda Teamは、インドネシアのロンボク島からオーストラリアのメルボルンまでは飛行機。さらに、車でフィリップアイランドを目指しました。
マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されたインドネシアGPは、Repsol Honda Teamのライダーであるマルク・マルケス、ジョアン・ミルにとっては、報われない大会となりました。しかし、連戦となるオーストラリアGPでは、悪い流れをいい流れに変えることを目標に挑みます。フィリップアイランドは、ハイスピードコーナーが連続する独特なレイアウトで、手に汗を握る接戦となることで知られます。
これまでマルケスは、2015年、17年、19年に優勝し、3勝を挙げています。さらに昨年の大会では、2位表彰台を獲得し、自身にとっては、Repsol Honda Teamで100回目の表彰台を獲得しました。フィリップアイランドは不安定な天候で知られますが、そうした厳しい状況の中でもマルケスはベストリザルトを目指します。
チームメートのミルは、前戦インドネシアGPでは今季最高のペースで走行しましたが、レース終盤での転倒リタイアに終わりました。しかし、トップ6に入れるペースで走行できたことにミルは満足しており、今大会では、さらなる前進を目指します。
フィリップアイランドは、ミルにとっては思い出深いサーキットです。15年にはMoto3クラスでグランプリデビューを果たし、17年には、Honda NSF250RWでMoto3クラスのタイトルを獲得しています。こうした思い出のあるサーキットなだけあって、ミルは大きなターニングポイントにする意気込みです。
連日30℃を超えた前戦インドネシアGPと比べると、この時期のフィリップアイランドは気温が低くなることが予想されます。ライダー、そしてチームにとっては、天候やコンディションの変化に合わせることが重要な要素になります。特に、強い風はライディングに大きな影響を与えます。ウイークを通じて、安定した天候になることを選手たちは願っています。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/