Repsol Honda Teamは厳しい戦いが予想されるQ1から予選に挑む
10月20日(金)、フィリップアイランド・サーキットでロードレース世界選手権(MotoGP)第16戦オーストラリアGPのプラクティスが行われました。終日青空が広がる絶好のコンディションの中、予想通りの厳しい戦いとなり、トップから最後尾まで22台のタイム差はわずか1.965秒。ダイレクトで予選Q2進出を果たしたトップ10のタイム差はわずか0.513秒でした。
Repsol Honda Teamのマルク・マルケスはトップから0.718秒差で16番手、チームメートのジョアン・ミルは1.064秒差で18番手となり、土曜日の予選はともにQ1から挑みます。
マルケスは第10コーナーで2度の転倒を喫しました。2度目の転倒は、2019年と22年にみせたようなスーパーセーブ寸前のパフォーマンスでしたが、惜しくも立て直すことはできませんでした。ケガのなかったマルケスと彼のチームは、明日に向けてHonda RC213Vのフロントエンドのフィーリング改善作業に取り組んでいます。
ミルは、フィリップアイランド特有のレイアウトに対応するために多くの時間を費やし、セットアップを進めました。しかし、2台のマシンを頻繁に乗り換えたことが災いし、最後までリズムをつかむことができませんでした。土曜日はQ1突破を目標としながら、決勝にも備える忙しい一日となります。
22日(日)は大荒れの天候が予想されており、土曜日以降のスケジュールが変更されました。日曜日に予定されていた決勝を土曜日に、土曜日に予定されていたスプリントを日曜日に行うことが決定。土曜日にグランプリ決勝が開催されるのは、15年のオランダGP以来となります。
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