オーストラリアGP初日はリンスにとってポジティブな一日に

右足の骨折から復帰して2戦目を迎えるリンスは、今大会も痛みを感じながらの走行となりました。しかし、それを感じさせない走りで着実にタイムを短縮し、12番手でプラクティスを終えました。昨年のオーストラリアGPでリンスは優勝しており、フィリップアイランドは得意なサーキットの一つです。明日は予選Q1からの予選となりますが、復帰後初のQ2進出に挑みます。

LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶はプラクティスを21番手で終えました。

中上にとってフィリップアイランドは、シーズンを通して最も難しいサーキットの一つです。MotoGPクラスにデビューした2018年以来、5年ぶりのフィリップアイランドを楽しみにしていましたが、RC213Vのエアロパーツをうまく機能させることができず、苦戦の一日となりました。最初のセッションでは2種類のエアロパーツの比較テストを行い、最終的にシーズン前半で使用したタイプで走行。しかし、セットアップが決まらず、最後まで自信に満ちた走りができませんでした。

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