Sprint
MotoGP 2023
Round 15

両選手ノーポイントに終わるも決勝に向け前進

id Mandalika International Street Circuit

10月14日(土)に行われたロードレース世界選手権(MotoGP)第15戦インドネシアGPの予選とスプリントは、Repsol Honda Teamにとって、難しいものになりました。マルク・マルケスとジョアン・ミルは好走で前日を終えましたが、猛暑の中で行われた予選とスプリントでは転倒などの問題が発生し、思うように力を発揮できずノーポイントに終わりました。

両選手ノーポイントに終わるも決勝に向け前進

ミルは、前日のプラクティスで転倒を喫し19番手からスプリントに挑みました。ばん回するためスタートから積極的に攻め、1周目で15番手までポジションを上げます。その後も安定したペースで走行し、ポイント獲得を視野に入れながら12番手を走行しましたが、最終ラップの13周目にトラブルが発生し、16番手までポジションを落としてチェッカーフラッグを受けました。

チームは、ミルが決勝で力を発揮できるよう、スプリントで問題になった走行終盤のパフォーマンス向上に全力を注ぎます。

前日のプラクティスで6番手につけたマルケスは、予選Q2で8番グリッドを獲得しました。セッション序盤、第4コーナーでスリップしますがなんとか持ち直します。その後ペースを取り戻し、ラップタイム1分30秒864をマークしました。迎えたスプリントでは3列目から好スタートを切りますが、オープニングラップで転倒を喫しリタイア。ケガはありませんでした。

決勝は翌日15時にスタートします。スプリントでノーポイントに終わったRepsol Honda Teamは、ばん回を目指します。レースウイークはここまで天気も安定していて、明日も暑くなることが予想されます。


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Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
正直、期待していたようなスプリントにはなりませんでした。昨日の走行を終えたときにはQ2進出の可能性があると思っていましたが、早い段階で限界に達しラップタイムを更新できませでした。スプリントでは、ポジションをばん回するために全力で挑みました。序盤は混戦で、思うような走りができませんでした。その後、自由に走ることができるスペースを見つけ、トップ6の選手に近いラップタイムで走行することができました。この点では満足しています。今日は、終盤にタイヤの温度がとても高くなり完走も難しい状況でした。明日も難しい一日になると覚悟しています

Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
1周目の第11コーナーでフロントのグリップを失って転倒し、そこで今日の走行が終わってしまいました。いつもなら序盤に力強い走りができるのに、こんなかたちでスプリントが終わってしまい残念です。1周目からリスクをおかしたことが、転倒につながってしまいました。完走できなかったことで、タイヤに関する情報を得られなかったことも残念です。しかし、明日の決勝が長く体力的に厳しいものになることを考えれば、力を温存できてよかったです。明日は厳しいレースになると思います。目標は12位以内でフィニッシュすることです



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