Race
MotoGP 2023
Round 15

リンス、復帰戦でポイントを獲得する

id Mandalika International Street Circuit

ロードレース世界選手権(MotoGP)第15戦インドネシアGPの決勝。LCR Honda CASTROLのアレックス・リンスは9位でチェッカーを受け、復帰戦となった今大会でポイントを獲得しました。

リンス、復帰戦でポイントを獲得する

リンスは今年6月に開催されたイタリアGPで右脚を骨折しました。以来、約4カ月にわたり治療とリハビリを続けてきましたが、27周で行われた今回の決勝レースで、見事シングルフィニッシュを果たしました。

最後尾のグリッドとなる21番手から決勝に挑んだリンスは、周回を重ねるごとに確実にポジションを上げました。前日のスプリントでは右脚の痛みをこらえながら18位で完走しましたが、決勝レースでは、痛みを感じながらもフィーリングを取り戻すことに成功。出場した21台中、猛暑の影響により完走がわずか14台という厳しいレースを最後まで走り抜きました。

リンスのペースは、前半は1分32秒台でしたが、中盤は1分31秒台へとペースを上げました。終盤は32秒台へとややペースを落としますが、最後まで冷静な走りをみせました。貴重なポイントを獲得したリンスにチームは脱帽するばかりでした。そして、その熱い走りにサーキットに詰めかけたファンからも、大きな拍手が送られました。

LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶はインドネシアGPの決勝レースを11位で終えました。

インドネシアGPは今シーズン最も過酷な戦いの一つとなりましたが、集中力を切らさず、粘り強い走りでゴールまで駆け抜けました。転倒やトラブルでリタイアする選手も多いレースでしたが、最後まで走りきった中上は貴重なポイントを獲得しました。


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Alex Rins
Alex Rins 42
LCR Honda CASTROL
残り10周になったころから右脚に痛みを感じ始めたので、27周を走りきるのはたいへんでした。可能な限りベストを尽くそうと集中し続けました。100日以上レースから遠ざかっていましたが、こうしてポイント圏内に戻ってくることができてうれしいです。いつもすばらしい仕事でサポートしてくれるチームに感謝したいです 

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
今日はリアタイヤにソフトコンパウンドを選択したのですが、タイヤの消耗をコントロールするのが難しく、レース終盤はチェッカーを受けるために全力を尽くさなければなりませんでした。昨日のスプリントからセットアップはいい方向に向かっていますが、タイヤのパフォーマンスをうまく活かす必要があります。今大会のデータをもとに、連戦となるオーストラリアGP、タイGPに挑みたいです 


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