インドネシアの暑さと戦いながら、マルケスが6番手でQ2進出
ロードレース世界選手権(MotoGP)第15戦インドネシアGPのプラクティスで、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスは6番手タイムをマークし、予選Q2進出を決めました。チームメートのジョアン・ミルは転倒を喫し、惜しくもトップ10入りを逃しました。
マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで2回目の開催となったインドネシアGPは、朝から気温30℃を超える猛暑の中で始まりました。午前中に行われたフリー走行(FP)1は、32℃まで上昇。午後のプラクティスも32℃と、インドネシアの強烈な日差しと暑さから身を守る場所はありませんでした。
Repsol Honda Teamのライダーたちは両セッションとも集中力を切らさず、走行時間をフルに活用し、周回するごとにラップタイムを短縮しました。ほかのラウンドと同様、インドネシアGPのプラクティスもラスト5分間で一気にタイムが上がり、最終盤の戦いでポジションが確定しました。
マルケスはFP1、プラクティスともに、RC213Vのセットアップとフィーリングの向上に努めました。これまで8度の世界チャンピオンに輝いているマルケスは着実に周回を重ね、1分31秒106のベストタイムをマークしました。昨年の大会ではレースウイークを通じて苦戦しましたが、今回のトップ10圏内をキープした走りにマルケス自身も驚きを隠せず、プラクティスを6番手で終えたことに満足していました。
ミルはFP1からプラクティスにかけて1.304秒タイムを更新し、今大会もポテンシャルの高い走りをみせました。2020年に世界チャンピオンに輝いたミルは、プラクティスではトップ10を視野に入れましたが、セッション終盤に転倒を喫して19番手にとどまりました。ミルにケガはなく、土曜日の走行に向けて気持ちを切り替えていました。
インドネシアGPの2日目は、現地時間10時10分からFP2が始まり、その後、予選と13周のスプリントが行われます。Repsol Honda Teamの両ライダーは、明日さらなる向上を目指します。
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