Repsol Honda Team 堅実な走りで両選手ともに完走
ロードレース世界選手権(MotoGP)第14戦日本GPのスプリントで、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスは7位でポイントを獲得。チームメートのジョアン・ミルは13位でポイント獲得はなりませんでしたが、完走を果たしました。
厚い雲が空を覆いましたが、予報されていた雨はほとんど降らず、午前中に行われたフリー走行(FP)2でRepsol Honda Teamは、予選とスプリントに向けてマシンの最終調整を行いました。
今大会は両選手ともに予選Q1からの出走となり、マルケスは1分43秒997を記録してトップタイムでQ2進出を果たしました。迎えたQ2では、2度のアタックを敢行。1度目は3ラップしている中古タイヤで1分44秒049を記録。2度目は新品タイヤで1分43秒812までタイムを短縮して、7番グリッドを獲得しました。
スプリントでは3列目から好スタートを切ると、オープニングラップで5番手に浮上しました。レース中盤には、ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)に抜かれ6番手、さらに終盤にはそれまで抑えていたマルコ・ベツェッキ(ドゥカティ)にも抜かれ、7番手へとポジションを落としますが、着実に周回を重ねて7位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。
チームメートのミルは、午前中のFP2でセットアップを進め、予選とスプリントに向けて方向性を決めました。厳しい接戦となったQ1で、ミルは2番手とわずか0.101秒差で5番手。惜しくもQ2進出は果たせず、この時点で15番グリッドが確定しました。スプリントではオープニングラップに12番手へとポジションを上げ、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)、ポル・エスパルガロ(KTM)、アウグスト・フェルナンデス(KTM)らと10番手争いのグループを形成し、最終的に13位でチェッカーを受けました。
スプリント後半は、序盤のスピードある走りをキープできませんでしたが、日曜日の決勝では、さらに上位を目指します。
24周で争われる決勝は、現地時間15時にスタートします。
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