Practice
MotoGP 2023
Round 14

ミルがHonda勢トップの12番手で初日を終える

jp Mobility Resort Motegi

ロードレース世界選手権(MotoGP)第14戦日本GPの初日、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとマルク・マルケスはそれぞれ12番手と14番手でプラクティスを終えました。

ミルがHonda勢トップの12番手で初日を終える

モビリティリゾートもてぎには厳しい日差しが降りそそぎ、気温は28℃まで上昇。その中でRepsol Honda Teamの両選手は午前のフリー走行(FP)1、午後のプラクティスに臨み、周回を重ねるごとにタイムを更新しました。この日はコンディションに恵まれたこともあり、2015年以来更新されていなかったコースレコードを上位3選手がブレイクしました。

前週のインドGPを、今季ベストリザルトの5位でフィニッシュしたミルは、さらに上位を狙う意気込みで今大会を迎えました。FP1で快調にラップを刻んだミルは、予定通りに複数の項目をチェックし、今大会のセットアップの方向性を決定。第5コーナーで転倒しましたが、すぐピットに戻って2号車に乗り、セッション5番手につけました。

午後のプラクティスでは、午前中のタイムを1.257秒短縮する1分44秒428をマークするも、12番手に後退。土曜日の予選はQ1から挑むこととなりました。この日の課題はブレーキングの安定性で、予選とスプリントに向けて改善に取り組みます。

一方、チームメートのマルク・マルケスは、終始トップ10前後のタイムをマーク。安定したペースで走行を続けましたが、イエローフラッグでベストタイムがキャンセルされた上、自身の転倒も重なって14番手に後退しました。この日のベストタイムは1分44秒574で、首位との差は1.031秒。ダイレクトでQ2に進出した10番手の選手との差はわずか0.313秒でした。

土曜日の降水確率は60%で、気温も今日より下がることが予想されています。昨年の大会では、ウエットコンディションの中でマルケスが力強い走りをみせ、1071日ぶりのポールポジションを獲得してファンを喜ばせました。予選とスプリントでは、天候の変化が大きな影響を与えることになりそうです。


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Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
今朝の転倒は大きなものではありませんでしたが、状況を少し複雑にしました。転倒したマシンで、いくつかのテストメニューにトライしていたからです。午後はインドGPで使っていたマシンで走行しましたが、セットアップよりもマシンの確認作業に時間を割いたことで、Q2進出を逃しました。明日はブレーキングのバランス改善に取り組み、Q2進出を目指します

Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
Q2にダイレクトで進出できるスピードがあったのですが、いくつかミスをしてしまいました。1本目のタイヤのときは最終コーナーでミスをして、2本目のタイヤのときはイエローフラッグが見えず、自分のラップタイムが取り消されたことを知りませんでした。さらにタイムを上げようとプッシュした周回の第1コーナーでフロントのグリップを失い、転んでしまいました。それを除けば、今日は悪い一日ではなかったです。フィーリングもポジティブで、ペースも悪くありません。明日はマシンをほぼ同じ状態にして、自分のライディングスタイルとライン取りに集中するつもりです



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