中上は13位、ブラドルは序盤リタイアでスプリントを終える

Buddh International Circuit

ブッダ・インターナショナル・サーキットで開催されたロードレース世界選手権(MotoGP)第13戦インドGP。LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、土曜日に行われたスプリントで13位でした。

予選15番手の中上は、アレックス・マルケス(ドゥカティ)が欠場したため、14番グリッドからスタートしました。セットアップを進めてきた中上は、序盤は10位争いを展開。マシンのパフォーマンスを引き出そうとしました。しかし、路面コンディションに加えてタイヤにも難があり、13位でフィニッシュしました。日曜日の決勝には、トップ10入りを目標に挑みます。

ケガで欠場しているアレックス・リンスに代わり、LCR Honda CASTROLから出場しているステファン・ブラドルは、スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれ、リタイアとなりました。

ブラドルは21番グリッドからスタートしました。しかし、前を走っていたライダーが第1コーナーで他車に接触して多重クラッシュが発生。転倒したブラドルですが、ケガはなく、明日の決勝レースに向けて気持ちを切り替えています。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

トップ10を目標にスプリントに挑みましたが、結果的に届かず残念でした。今日は、複数のコーナーで思うように走れず苦戦しましたが、明日の決勝に向けて、今日のデータをしっかり分析して問題点の解消に挑みたいです。ラップタイムでは上位に近づいてきました。明日はトップ10入りを目指してベストを尽くします

Stefan Bradl ⁶

LCR Honda CASTROL

転倒後、グラベルから立ち上がったときは、自分のミスだと思っていました。その後ビデオを見て、前にいたライダーが誤った動きをしていたことで多重クラッシュになったことを知りました。自分ではどうすることもできなかったことも分かりました。彼を責めるつもりはありません。これもレースです。明日の決勝に向けて気持ちを切り替えます