ブラドルインドGP初日は20番手

Buddh International Circuit

金曜日に行われたロードレース世界選手権(MotoGP)第13戦インドGPのフリー走行(FP)1とプラクティスでは、ステファン・ブラドルが、ケガのため欠場しているアレックス・リンスの代役としてLCR Honda CASTROLから出場しました。ブラドルは、初開催となるブッダ・インターナショナル・サーキットの13のコーナー(右回り8つ、左回り5つ)の攻略に励みました。

HRCのテストライダーを務めるドイツ人のブラドルは、今季5回目の出場となります。

このコースはフィジカル的に厳しいサーキットですが、同時に楽しいコースでもあるというのがライダーたちの共通意見です。初日のFP1とプラクティスでは、チームに多くのフィードバックを提供しました。明日の予選とスプリントでは、マシンのセットアップを変更し、タイムアップに挑みます。

LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、プラクティスで21番手でした。

ブッダ・インターナショナル・サーキットを初めて走行した中上は、ライン取りなどコース攻略に努めました。午前中のFP1では好調なスタートを切り、セッション中はトップ5につけましたが、フロントから転倒して12番手にダウン。午後のプラクティスでもセッション終盤のアタック中に転倒し、21番手となりました。

この日は、ブレーキングの安定性に課題を残しましたが、シーズン中盤まで苦戦したリアのトラクション不足はそれほど問題になりませんでした。土曜日のFP2、予選、そしてスプリントでは、マシンのいいバランスを見いだし、タイム短縮とポジションアップに挑みます。

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Stefan Bradl ⁶

LCR Honda CASTROL

今日はコースを学び、さまざまなタイヤを試しました。1日ですべての情報を収集するのはたいへんでした。このサーキットはブレーキングポイントがかなりハードなので、少し苦労しました。セットアップで改良できることが分かったので、土曜日の予選とスプリントでどうなるか見てみたいです

Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

今朝はフィーリングがとてもよく、新しいコースにうまく順応することができました。体力的にはかなり厳しいサーキットですが、レイアウトはすばらしいと感じました。最初の転倒はいきなりフロントのグリップを失い、少し怖かったです。2回目の転倒はデータによると、スピードが速すぎたようです。今日は2度も転倒してしまい、マシンを素早く修復してくれたチームには本当に感謝しています。21番手という残念な結果ですが、明日はタイム短縮に向けてのアイデアもあるので改善したいです