Repsol Honda Teamは多重クラッシュを回避。完走を果たす
日曜日に行われたロードレース世界選手権(MotoGP)第11戦カタルニアGP決勝で、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとジョアン・ミルは、スタート直後の第1コーナーと第2コーナーで発生した多重クラッシュを回避。赤旗中断後に再開されたレースで、ともに完走を果たしました。
決勝は24周でスタートが切られましたが、オープニングラップでいきなりの多重クラッシュのため赤旗中断となりました。23周で再開されたレースは、マルケスが13位でフィニッシュ。ミルはポイント獲得こそ果たせませんでしたが、17位で完走しました。
マルケスは予選で12番手でしたが、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)のグリッドペナルティーのため、11番グリッドから決勝に挑みました。好スタートを切ったマルケスは、オープニングラップに9番手へ浮上。土曜日のスプリント同様、レース序盤はトップ10圏内を走行し、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)らとバトルを繰り広げました。中盤以降はややペースを落とし、ポジションもダウンしましたが、安定したリズムで周回を重ね、13位で2戦連続となるポイントを獲得しました。
チームメートのミルは、好スタートを切ると、序盤はポイント獲得圏内を走行しました。しかし、今大会で苦戦する要因となったリアのトラクション不足のため、ペースをキープすることができず、ポテンシャルを発揮できませんでした。今大会は、チームとともに課題の克服に努めました。最終的に17位でチェッカーを受けたミルは、今大会のデータを活用し、連戦となるミサノでポイント獲得に挑みます。
Repsol Honda Teamは、連戦となる第12戦サンマリノGPとシーズン中最後の公式テストのため、サンマリノGPの舞台となるミサノへ向かいます。
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