中上、20番手と厳しいスタートとなる

Circuit de Barcelona-Catalunya

LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、ロードレース世界選手権(MotoGP)第11戦カタルニアGPのプラクティスで20番手でした。土曜日の予選はQ1からポジションアップに挑みます。

中上は午前中のフリー走行(FP)で1分41秒406、午後のプラクティスではセッション序盤にトラブルが発生し、マシンをコース脇に止めてピットに戻り、セカンドマシンでアタックを継続しました。1分40秒886をマークしてタイムを短縮しましたが、ポジションは変わらず20番手でした。チームはデータを分析し、エンジンが止まった原因を追究して、翌日の走行に向けて準備を進めました。土曜日に行われる予選とスプリントでは、さらに上位を目指します。

第6戦イタリアGPで負傷したアレックス・リンスの代わりに、LCR Honda CASTROLから出場しているイケル・レクオーナは、カタルニアGP初日を21番手で終えました。

レクオーナは第8戦オランダGPから今大会まで4戦連続の出場で、レースをこなすごとにRC213Vの経験値を上げ、クルーとのコミュニケーションもスムーズで、今大会もFP1、プラクティスではセットアップに専念しました。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

チームはベストを尽くしていますが、今日は厳しい状況でした。グリップを見いだすために全力を尽くします。明日のスプリントと日曜日のレースでさらなる対策を講じるために、みんな懸命に取り組んでいます

Iker Lecuona ²⁷

LCR Honda CASTROL

タイムシートの順位はともかく、ほかのHonda勢と同じスピードとペースをキープできていることは満足しています。今週末の僕の使命と目標は、できるだけチームの役に立つことです。グリップに苦労しているので、一歩前進するための解決策を見つけたいと思います