Practice
MotoGP 2023
Round 9
Repsol Honda Teamがシーズン後半戦のスタートを切る
Silverstone Circuit
厚い雲が空を覆い、肌寒い天候となったシルバーストーンで、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとジョアン・ミルが、シーズン後半戦のスタートを切りました。
今大会から、金曜日のプラクティスの方式が変更になりました。これまではプラクティス1とプラクティス2の総合タイムで予選Q1とQ2のグループ分けが行われていましたが、後半戦のスタートとなったイギリスGPからは、プラクティス1がフリー走行1、プラクティス2がプラクティスとなり、この「プラクティス」でグループ分けが行われることになりました。そのためRepsol Honda Teamは、フリー走行1(FP1)ではセットアップに集中しました。
そして午後のプラクティスでマルク・マルケスは、セッション終盤に1分59秒455をマーク。このタイムで一時トップ10圏内に入りましたが、最終的には、トップタイムをマークしたアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)から1.272秒差の13番手でした。この日のマルケスは、フライングラップに集中することなく、Honda RC213Vのセットアップに集中しました。
ケガから3戦ぶりに復帰したジョアン・ミルは、まずはスピードを取り戻すことに専念しました。続いて電子制御の改良に取り組み、順調に周回を重ねました。そして最終的に2分00秒357をマーク。1分59秒台にはわずかに届きませんでしたが、Honda勢2番手の18番手で初日を終えました。
シルバーストーンは明日、大雨になることが予想されており、ライダーたちにとっては、新たな挑戦が待ち受けることになります。
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