Repsol Honda Teamは、スプリントの成果を日曜日の決勝レースに活かす
マルク・マルケス(Repsol Honda Team)はスプリントで限界と戦い、イケル・レクオーナは前進を続けました。
土曜日に行われた予選とスプリントは、マルク・マルケスにとって難しい一日となりました。しかし、最も重要なスプリントでは、自身をしっかりセーブし完走しました。
これまで世界タイトルを8回獲得しているマルケスは、予選Q1がこの日最も重要なセッションになることを分かっていました。そして、セッション後半に全力を尽くす準備をしていましたが、セッション終盤、前を走るエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)に接触して転倒。Q2進出のチャンスを逃しました。その後に行われた13周のスプリントでは、17番グリッドからスタートし、17位でフィニッシュしました。
スプリントで好スタートを切ったマルケスは、オープニングラップにトップ10に迫りました。しかし、レースが進むにつれて、前戦ドイツGPで痛めたろっ骨の痛みのために思うような走りができませんでした。そのため次第にポジションを落とし、最終的に17位でした。
負傷欠場のジョアン・ミルの代役として出場のイケル・レクオーナは、前日のプラクティスに続き、この日も快調に走行を続けました。金曜日のベストタイムは1分33秒720でしたが、土曜日は1分33秒088と0.632秒タイムを短縮し、22番グリッドを獲得しました。
迎えたスプリントでは、HRCのテストライダー、ステファン・ブラドル(LCR Honda CASTROL)とジョナス・フォルガー(KTM)を約10秒引き離し20位でゴールしました。Team HRCからスーパーバイク世界選手権に出場しているレクオーナは、スタートから安定したラップを刻みました。走るごとにRC213Vのパフォーマンスを引き出しているレクオーナは、日曜日の決勝レースに向けてさらに闘志を燃やしています。
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