マルケスは、イタリアGPの予選で驚異的な走りを見せ、2戦連続、今季3度目のフロントローを獲得しました。大接戦となった予選では、ポールポジションを獲得したフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)とマルケスだけが1分44秒台というすばらしいタイムをマーク。地元ファンの大声援を受けたディフェンディングチャンピオンのバニャイアとの差は、わずか、0.078秒でした。マルケスは、このパフォーマンスに驚き、フロントローを獲得したことを喜びました。

午後に行われたスプリントは、厚い雲が空を覆い始め、予想通り不安定な天候の中でスタートが切られました。フロントローから好スタートを切ったマルケスは、序盤、2番手をキープ。その後、降り出した小雨の中でトップ10が目まぐるしく入れ替わりました。そして3周目にマルケスはジャック・ミラー(KTM)と接触、コーナーでふくらんだために7番手へとポジションを落としました。

この接触でマルケスは、上位5台のグループからやや遅れ、ミラーと6位争いを繰り広げながらトップグループを追撃します。そして、11周の戦いを終えたときには、5位のルカ・マリーニ(ドゥカティ)、ミラー(KTM)に続き、7位でチェッカーを受けました。

日曜日は、23ラップで決勝レースが行われます。スプリントを7位で終えたマルケスは、再び、フロントローから上位を目指します。

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