Repsol Honda Teamが2023年を締めくくる3連戦に挑む
史上最多20戦が予定されている2023年シーズンも、残すところあと3戦となりました。Repsol Honda Teamは、激しいシーズンを締めくくる3連戦に向けて戦う準備を整えています。
3連戦最初のレースとなる第18戦マレーシアGPは、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されます。一周5543mのコースは、長い間ウインターテストの舞台となっています。今年2月のテストで得たデータを最大限活用して今大会に臨むことで、チームにとっては2月以降のマシンの変化や進歩を明確に知るチャンスとなります。
マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された第12戦サンマリノGP以来、着実にポイントを獲得してきました。レースウイークを通じて安定した走りを続け、好結果を得られるチャンスが到来したときにプッシュするという戦略を今大会も継続します。これまでセパンでは最高峰クラスで2勝(2014年、18年)、2度の表彰台(13年、19年ともに2位)を獲得しています。
チームメートのジョアン・ミルも確実に調子を上げています。今大会もその流れをキープし、さらに上位を狙う意気込みです。この数戦、Honda RC213Vのフィーリングは向上しており、ミルは自信を深めています。20年のMotoGPチャンピオンはレース中、トップ5と同等のペースで走行していますが、予選でいいグリッドを得られないことが最大の課題となっています。今大会は上位グリッド獲得を目指し、スタート直後の混戦の中で起こるトラブルを回避したいところです。
今大会、10周で行われるスプリントレースは11月11日(土)15:00(現地時間)、20周の決勝レースは12日(日)15:00にスタートする予定です。
サーキット情報
セパン・インターナショナル・サーキットは、マレーシアの首都クアラルンプールから約50km、クアラルンプール国際空港の近くにあります。ロングストレートとバラエティに富んだコーナーを組み合わせたサーキットで、1999年4月に初めてロードレース世界選手権が開催されました。
セパンは、ロングストレートが2本、ヘアピンが4カ所、中高速コーナーが10カ所あります。ロングストレートからヘアピン、そして中速、高速コーナーと続くリズミカルなレイアウトはパッシングポイントが多く、ライダーはもちろんのこと、ファンにも好評です。99年に第1回大会が開催されて以来、ウインターテストの舞台としても定着しており、シーズンを通じてもっともデータ量が豊富なサーキットであることから、初日からハイレベルな走行が繰り広げられます。
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