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MotoGP 2023
Round 12

マルケスとミルがミサノに到着。連戦となるサンマリノGPに挑む

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

前戦のカタルニアGPから後半戦に入ったロードレース世界選手権(MotoGP)の2023年シーズン。第12戦サンマリノGPは、Repsol Honda Teamにとって新たな可能性に満ちた週末となるでしょう。

マルケスとミルがミサノに到着。連戦となるサンマリノGPに挑む

チームはカタルニアGPを終え、休む間もなくバルセロナからミサノまで1200kmの移動を開始しました。ミサノは1990年代の始めにグランプリのカレンダーに組み込まれ、シーズンの一戦として定着。1周4.226kmのサーキットはパッシングポイントが多く、ファンにもライダーにも人気があります。21年には、Repsol Honda Team所属のマルク・マルケスが優勝、ポル・エスパルガロが2位になり1-2フィニッシュを果たしています。

これまで8度の世界タイトル(最高峰クラスは6回)に輝いているマルケスは、最高峰クラス昇格以降、ミサノにおいて3勝を含む5度の表彰台を獲得しています。今年は、これまでとは異なる視点でHonda RC213Vの開発作業を継続し、オーストリア、カタルニアに続き3戦連続となるポイント獲得に挑みます。昨年は右腕の手術のために出場しておらず、2年ぶりのサンマリノGPに挑むマルケスの走りに注目です。

チームメートのジョアン・ミルは、前戦カタルニアGPでスプリント、決勝レースともに完走しましたが、リアのトラクション不足の課題が残っています。コロナ禍の中で行われた20年の大会は当地で2週連続の開催となり、ミルは両レースで表彰台を獲得してこの年のタイトルを大きく手繰り寄せました。ミルにとって相性のいいサーキットだけに、マシンのセットアップが進むことが期待されます。

大会終了後の月曜日には今シーズン最後の公式テストが行われ、来季のマシン開発に向けて重要な一日となります。


サーキット情報

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは1972年に建設され、以後さまざまな改良工事が行われてきました。80年代から90年代の始めまではイタリアGPの舞台となり、一時はグランプリのカレンダーから外れますが、07年以降はサンマリノGPの舞台として定着しました。最新の設備、トラック、グランドスタンドを備えたミサノは、最大6万人の観客を収容することができます。時計回りで、全長は4.226kmです。


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Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
また次のレース、また次のチャンスに向けて仕事ができます。ミサノはオーストリアやバルセロナとは少し特長が異なるサーキットなので、 ここでテストを続けることは データ収集のためにとても重要です。ミサノではいいレースをしているので、最初のセッションを終えてから、先の作業を考えます。月曜日には公式テストがあります。シーズン中最後のテストになるので、この機会を最大限に活用し、シーズン終盤へ向けて大きく前進したいです

Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
今週の目標はもちろん、先週末よりもいい走りをすることです。バルセロナより全体的にグリップのあるサーキットなので、確実に前進できると思います。チームと一緒に仕事に取り組み、フィーリングを改善し、ほかのHondaライダーたちとともに挑戦していきたいです。今大会も転倒を避け、いい週末にしなければなりません。 そして、最良の状態で月曜日のテストに臨みたいです

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