4戦ぶりに復帰したマルケスがQ2進出を果たす
Repsol Honda Teamの両選手は、フランスGP初日のプラクティスで着実に前進しました。マルク・マルケスが8番手につけてダイレクトでQ2進出を果たし、ジョアン・ミルは午前中のプラクティスで躍進しました。
マルク・マルケスの復帰という明るいニュースの中で開幕したフランスGP初日は、Repsol Honda Teamにとって忙しい一日になりました。マルケスとミルは、初日のセッションの大半を、Honda RC213Vの新しいシャシーのテストに費やし、厳しいレーススケジュールの中で、ニューシャシーの評価を行いました。全長4.19kmのル・マン・サーキットは、両セッションともにドライコンディションになり、重要なテストをしっかり後押ししてくれました。
今大会は第1戦ポルトガルGPでケガをしたマルケスが復帰したことで、#93の走りに注目が集まりました。マルケスはすぐにスピードを取り戻し、トップ10入りする走りを見せました。最初のセッションが始まって15分後にマルケスは11コーナーで転倒しましたが、ケガはなく、すぐにコースに復帰。プラクティス2でも9コーナーで転倒しましたが、1分31秒432を記録。世界タイトルを8度獲得しているマルケスは、このタイムでトップ10入りし、復帰初日としてはポジティブな一日となりました。
一方、ミルは、気温が低かった午前中のセッションで積極的な走りを見せて上位につけます。最終的には、トップからわずか0.351秒差の6番手につけて、Honda RC213Vが改善されていることを実感することになりました。午前中のセッションで記録した1分31秒800は、2度世界タイトルを獲得しているミルのこの日のベストタイムとなり、午後のセッションを終えて総合13位。トップ10との差はわずか0.3秒であり、明日の予選では、Q2進出が期待されます。
天気予報によると、ル・マンの土曜日はドライコンディション。気温は20℃を超えることが予想されます。RC213Vの改良に取り組むRepsol Honda Teamにとっては、非常に重要な一日になります。
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