Qualifying
MotoGP 2021
Round 17

ポル・エスパルガロが6番グリッドから2戦連続表彰台を狙う

pt Autódromo Internacional do Algarve

好天に恵まれた第17戦アルガルベGPの予選は、初日5番手とまずまずのスタートを切ったポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が、6番グリッドを獲得しました。FP3では8番手とややポジションを落としましたが、ダイレクトでQ2進出を果たすと、1回目のアタックで1分39秒269。2回目のアタックで1分39秒058とタイムを更新し、2列目グリッドを獲得しました。

ポル・エスパルガロが6番グリッドから2戦連続表彰台を狙う

FP3では、1分40秒台で連続ラップをこなす快走を見せ、FP4では転倒を喫し思うように周回することができませんでしたが、決勝に向けて着実にメニューを消化しました。明日の決勝では、前戦エミリア=ロマーニャGPの2位に続き、2戦連続表彰台獲得と初優勝を目指します。

初日7番手と好調なスタートを切ったアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)が今季初めてQ2進出を果たし、8番グリッドを獲得しました。MotoGPクラスにデビューして2年目。ベストグリッドを獲得したアレックス・マルケスは、FP3では5番手、FP4でも6番手と快調にラップを刻みました。今年はユーズドタイヤでは高いレベルの走りを見せましたが、新品タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せないことが決勝レースを厳しいものにしてきました。しかし、今大会は、FP3では1分40秒から39秒台で走行し、決勝を想定したFP4では1分40秒台で周回を重ね、今季初表彰台獲得に大きく前進しました。

テストライダーのステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)が20番グリッドを獲得しました。今大会は大会開幕前のトレーニングでケガをしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として出場することになり、大接戦となったFP3ではトップから1.080秒差の20番手、Q1では1分39秒907のベストタイムで10番手となり20番グリッドが確定しました。今年は代役、ワイルドカードですでに4戦に出場し4戦ともにポイントを獲得しています。昨年の大会では予選6番手から7位でフィニッシュしており、今大会も追い上げのレースに期待されます。

初日9番手とまずまずのスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、22番グリッドから決勝に挑みます。大接戦となったFP3ではダイレクトでQ2進出を逃す11番手に終わり、Q2進出を目指したたQ1では転倒を喫し、最後尾22番グリッドが確定しました。4月のポルトガルGPでは、フリー走行の転倒の影響で21番グリッドから決勝に挑み、追い上げて10位でフィニッシュしています。今大会も22番グリッドからトップ10を目指します。


Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
今日は、今年に入ってからのマシンと自分とチームの成長を見せることができました。今日の自己ベストは、ターン1でミスをしてしまい、それがなければあと0.1秒は速かったと思います。FP4で転倒してしまいましたが、マシンのフィーリングはよかったです。毎戦、2列目までのグリッドを獲得することが目標です。2列目までなら、いいスタートが切れれば、トップ集団でいい走りができると思います。一歩前進できてうれしいです。このサーキットは、タイヤの選択肢がたくさんあるので、レースで使うタイヤを考えなければなりません

Alex Marquez
Alex Marquez 73
LCR Honda CASTROL
昨日から引き続き、前進することができました。ここでの仕事にとても満足しています。予選ではいつも苦戦してきましたが、自己ベストを出せただけではなく、前進することができました。これは重要なことです。リズムはとてもよく、いいフィーリングがあります。勝てるペースではありませんが、レースをおもしろくするペースはあります。ウォームアップでいくつかトライして準備を進め、レースではいいスタートを切りたいです。明日がとても楽しみです。レースを楽しみたいです

Stefan Bradl
Stefan Bradl 6
Honda HRC
予選はまずまずでした。もちろん、もっと前のポジションを獲得したかったですが、タイムアタックでは、まだ足りないものがありました。タイヤのパフォーマンスを最大限引き出せるかどうかが、僕とほかのライダーたちとの一番大きな差なのかもしれません。最終的にはいい仕事ができたと思います。タイムはとても接近しているので、トップとの差はそれほど大きくありません。明日が楽しみです。レースでは集団に加わりたいと思います

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
残念ながら、今日の午後は本当にたいへんでした。Q1で転倒してしまい、ラップタイムを更新するチャンスを失ってしまいました。小さなミスでしたが、その代償は大きかったです。明らかに期待していた結果ではありませんが、最後尾からベストを尽くし、ライダーたちをオーバーテイクしていきたいと思います


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