Race
MotoGP 2021
Round 9

マルク・マルケス20番グリッドから追い上げて7位。中上貴晶9位、ポル・エスパルガロ10位。アレックス・マルケス14位とHonda勢4選手がポイントを獲得する

nl TT Circuit Assen

シーズン前半戦の締めくくりとなる第9戦オランダGPは、予選で転倒した影響で20番グリッドから決勝に挑むことになったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、すばらしい追い上げを見せて7位でフィニッシュしました。マルク・マルケスは、前戦ドイツGPから2戦連続の優勝、表彰台獲得は果たせませんでしたが、ケガから徐々に復活してきていることを感じさせる走りでした。

マルク・マルケス20番グリッドから追い上げて7位。中上貴晶9位、ポル・エスパルガロ10位。アレックス・マルケス14位とHonda勢4選手がポイントを獲得する

今大会は、初日のフリー走行で転倒し、予選Q1でも転倒しました。フリー走行の転倒でリズムを崩したマルク・マルケスですが、ウォームアップで5番手タイムをマークしてリズムを取り戻すと、決勝も好スタートからオープニングラップに12番手に浮上、その後、追い上げに成功しました。

今大会は、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が独走し、2番手以下は数珠つなぎの戦いとなり、後半は、上位陣からやや遅れて、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)らと4台による6番手争いの集団を形成しました。マルク・マルケスはその集団の中でバニャイアを追撃し7位でフィニッシュしました。

今季ベストグリッドの4番手から決勝に挑んだ中上貴晶は、9位でした。2列目から好スタートを切った中上は、序盤3番手につけると、2番手を走るバニャイアとし烈なバトルを繰り広げます。しかし、中盤にコースアウトを喫し一気にポジションを落としました。そのため後半はマルク・マルケスらの6番手争いの集団に加わり、9位でフィニッシュしました。今大会は順調にセットアップを進め、決勝中も1分33秒台の好タイムで周回し、表彰台争いは確実だっただけに、レース中盤のミスが悔やまれる戦いとなりました。

11番グリッドから決勝に挑んだポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)は、スタート直後のフルタンク時にペースを上げられず、ポジションを上げることができませんでした。単独で走るときはタイムが出るのですが、混戦の中ではなかなかペースをあげられない状態が続いています。後半戦はこの課題を解消して上位に進出する意気込みです。

アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、MotoGPマシンで初めて走るアッセンでセッティングをなかなか進めることができず、厳しいレースウイークとなりました。それでもしっかりとポイントを獲得し、後半戦につなげました。


Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
今日はとてもうれしいです。もちろん、7位という結果だけを見ればそれほどすばらしいものではありませんが、20番グリッドからスタートしたことを思えば悪くない結果です。序盤はかなりプッシュして12番手まで追い上げましたが、レース中盤にミスをしてトップグループと離れてしまいました。そのあとはとにかく追い上げることに集中しました。終盤はアレイシ・エスパルガロといいバトルができました。体力的に疲弊していたので、ペッコ(バニャイア)に挑戦することはできませんでしたが、ピットに戻ってから、チームとHondaにお礼を言いました。なぜなら金曜日に転倒してから、トラクションコントロールのパラメーターを変えたりして、再び自信を取り戻せるようにしてくれたからです。マシンのポテンシャルは、前方のグリッドからスタートしていれば表彰台に立てるポテンシャルでした。これから夏休みに入ります。ゆっくり休んで回復し、シーズン後半はもっと強くなって戻ってきたいと思います

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
LCR Honda IDEMITSU
非常にポジティブなレースでした。序盤からプッシュし、3番手につけることができました。バニャイアをオーバーテイクしようとしましたが、抜いてもすぐに抜き返される難しい戦いでした。しかし、全体的なレースパフォーマンスには満足しています。もちろん、レース中盤に大きなミスをして順位を下げてしまったのは残念ですが、でも、マシンのフィーリングには満足しています。レース中に2番手や3番手を走れたのはよかったと思います。チームに感謝しています。夏休み明けのオーストリアでの2レースがとても楽しみです

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
難しいレースになることは分かっていました。燃料が満タンのときは、まだうまくオーバーテイクすることができません。ひとりで走行しているときは、ウォームアップのようにいいペースで走行できるのですが、まわりのライダーたちとのバトルになると、守りの走りになってしまい、自分の走りができずミスをしてしまいます。日曜日にもっといいポジションからスタートできるように、土曜日の予選でいい走りをしなければなりません。これから夏休みですが、シーズン前半は思ったように走れなかったので、しっかり休んでリセットしたいと思います

Alex Márquez
Alex Márquez 73
LCR Honda CASTROL
今日のレースはとても苦戦しました。楽しめず悲しいレースでした。体力的に長く、難しいレースでした。マシンが安定せず、うまくコントロールできませんでした。ウォームアップで調整して少しよくなりましたが、決定的な解決策にはなりませんでした。初めてMotoGPマシンでアッセンを走りましたが思うようにいきませんでした。このサーキットは僕のマシンとはあまり相性がよくないのかもしれません。これから夏休みです。僕もチームも休んで、バッテリーを充電します。そしてシーズン後半で前進するために準備を整えて戻ってきます



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