初日7番手と好調なスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)はQ1で5番手に終わり15番グリッドが確定。アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)もQ1で12番手に終わり、22番グリッドから決勝に挑むことになりました。
初日のフリー走行は、トップタイムをマークしたフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)から1秒差に16台という接戦となりましたが、2日目のFP3を終えると、トップから1秒差に19台がひしめきあう厳しい戦いへと発展しました。この結果、総合9番手のエスパルガロはダイレクトでQ2進出を果たしましたが、大接戦の中で総合12番手のマルク・マルケス、総合15番手の中上、総合21番手のアレックス・マルケスはQ1からの予選となりました。Q1でトップタイムをマークしたマルク・マルケスがQ2へと駒を進め、11番グリッドを獲得しました。
今大会は、大接戦に加え、開幕戦から車体のバランスに苦戦しているHonda勢が、中高速コーナーが連続するムジェロでRC213Vのパフォーマンスを十分に発揮できず、2チーム4選手全員がトップ10入りを逃しました。
厳しい結果となったHonda勢ですが、決勝日のウォームアップで最後の調整に挑み、決勝では追い上げのレースに挑みます。