Qualifying
MotoGP 2021
Round 2

強風に苦しむ一日。Honda勢はブラドルが最上位11番グリッドから決勝に挑む。

qa Losail International Circuit

前日の猛暑から一転、土曜日のフリー走行と予選は、終日、強風が吹き荒れる厳しいコンディションとなり、マシンもライダーも本来のパフォーマンスを発揮できるコンディションではありませんでした。その中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として出場のステファン・ブラドルが、11番グリッドを獲得しました。

強風に苦しむ一日。Honda勢はブラドルが最上位11番グリッドから決勝に挑む。

この日のFP3は、強風が吹き荒れたために出場選手全員が前日のタイムを更新することができず、初日の順位で予選の組み分けが確定。FP3を終えて総合10番手のブラドルは、Honda勢の中では唯一Q2進出を果たし、厳しいコンディションの中で無理にタイムを狙わず、確実に走って11番グリッドを獲得しました。

本来は、3回のフリー走行で厳しい戦いが繰り広げられますが、ナイトレースで行われるロサイルの変則スケジュールでは、ナイトセッションに組み込まれている初日2回目のFP2がベストコンディションとなります。そのためFP3でタイムを短縮しポジションをばん回するのは、通常でも難しい状況ですが、砂嵐状態では完全に不可能でした。

その中でできることは、決勝に向けての準備をしっかりすすめること。ブラドルは決勝に向けてのロングランをしっかりこなし、昨年のポルトガルGPの7位以上を目指します。

初日16番手のアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)も厳しいコンディションの中でQ2進出は果たせませんでしが、2つポジションを上げて14番グリッドを獲得しました。FP3、そしてFP4では、決勝に向けて違うセットアップに取り組んで方向性を確認。万全の状況を作り、得意とする追い上げのレースに挑みます。

初日のフリー走行で転倒し、15番手だった中上貴晶(LCR Honda idemitsu)も、強風と砂嵐のため転倒のリカバリーを果たすチャンスはありませんでした。そのためFP4では決勝に向けたロングランを行うなど準備を進めました。

Repsol Honda Teamで2戦目を迎えるポル・エスパルガロも、セットアップを前進させるために、FP3、FP4を有効的に使いました。砂嵐に翻弄された一日となりましたが、決勝がどんな天候になってもいいように準備を進めました。開幕戦カタールGPでは、12番グリッドから序盤の混戦の中で他のマシンと接触して大幅にタイムロスしましたが、そこから8位まで追い上げています。

今大会は、アレックス・マルケス、中上貴晶とともに、追い上げのレースに挑みます。


Stefan Bradl
Stefan Bradl 6
Repsol Honda Team
思っていたより難しいコンディションでした。風が強く、砂がコース上に乗り、少し苦戦しました。特に、Q2でアタックしているときは苦戦しました。しかし、今日はQ2へ直接進めることができたので、かなり楽でした。昨日の努力が今日になって報われました。今日は、いいラップタイムを刻むのが難しく、路面コンディションは常に変わりました。でも明日のレースでは、ペースはよさそうです。FP4でロングランをこなしました。リズムは悪くありませんでした。ほかのライダーたちと戦えるのは確かです。明日が楽しみです

Alex Márquez
Alex Márquez 73
LCR Honda CASTROL
FP3では強い風の中で、いい仕事ができました。マシンとライディングスタイルを今日のコンディションに合わせることができたのですが、Q2へ進むことができなかったので残念でした。FP4では、別のセットアップをトライしましたが、うまくいきませんでした。明日も今日のような天気になる予報が出ているので、激しいレースになると思います。そうなれば長いレースになるでしょう。長いこと同じサーキットで走っているので、みんなここのコンディションとリズムに慣れてきています。接戦になると思うので、細かい部分がとても重要になってきます

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
明日の方が今日よりいい走りができると思うので、その部分でフラストレーションがたまっています。今日は何が起きたのかよく分かりません。Q1では、最初の走行がうまくいきませんでした。ピットに戻り、2本目のタイヤに替えてもらい、もっといい走りをしようとしましたが、1コーナーでミスをしてコンマ数秒落としてしまいました。とてもフラストレーションがたまっていますが、明日はレースです。先週末のようにオーバーテイクをして、追い上げていきます。なぜ、ほかのライダーたちが大きく前進できたのに、僕たちはそれができなかったのか、理解しなければなりません

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
LCR Honda IDEMITSU
今日のFP3とFP4、そして予選セッションは、予想のつかない難しいコンディションでした。一日中、強風が吹きあれ、路面状況が目まぐるしく変化するなど、いいコンディションではありませんでした。その強風の中でMotoGPマシンを乗りこなすのは簡単ではありません。自分の走りができなかったこともあり、予選の結果には満足していません。明日の決勝に向けてどこを改善できるか、今夜、考えなければなりません。レースではベストを尽くします。いいスタートを切り、コンスタントなレースができることを願っています



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