グランプリ1000回大会となる記念すべきフランスGPで、マルク・マルケスが復帰
マルク・マルケスがRepsol Honda Teamに復帰し、ジョアン・ミルとともに、節目となる大会で安定した走りとリザルトを目指します。
ポルトガルGPで右手第一中手骨を骨折したマルク・マルケスが、フランスGPで復帰します。マルケスは3つの医療チームの診断を受け、すべての医療チームから骨が十分に回復していることを確認されました。今大会の最大の目的は、レースウイークの流れを取り戻し、ケガをしたポルトガルGPの決勝レースの時点から新たなスタートを切ることです。これまでル・マンでは、最高峰クラスで3度表彰台の頂点に立っています。
前戦スペインGP後に行われたテストに参加したジョアン・ミルは、安定した走りとさらに前進することを目標にル・マンに到着しました。テストやレースで、ミルとRC213Vは、ポテンシャルの高さを見せてきました。この数戦は試行錯誤を続けていますが、確実に前進しています。ル・マンは天候が変わりやすく、コンディションの変化がレースウイークの流れを大きく左右します。今大会は安定した週末を過ごすためにも、コンディションに適応していくことが重要になります。
今大会は、ロードレース世界選手権が1000回目の開催を迎える記念すべき一戦です。ロードレース世界選手権は1949年にスタートし、世界中のメーカーとライダーが、二輪車レースの最高の栄誉を目指し競ってきました。Hondaは、1959年にこの世界への第一歩を踏み出し、2年後の1961年に初優勝を飾りました。以来、Hondaとグランプリの歴史は止まることなく続いてきました。Hondaはこれまでグランプリで通算817勝を挙げています。
2人のライダーが揃ったRepsol Honda Teamは、5月12日(金)の現地時間10時45分からフリープラクティスでコースに復帰します。
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