MotoGP

HondaがMotoGPへの参戦契約を延長

HondaはMotoGPを運営するドルナ・スポーツとの間で、2022年から2026年までのMotoGPへの参戦契約を新たに締結しました。これにより、世界最高峰の二輪ロードレースMotoGPでのHondaの戦いは、さらに続きます。

Hondaの世界選手権への挑戦は、1954年に創業者の本田宗一郎が世界一を目指して当時の世界最高峰二輪レース「マン島T.T.レース」への出場を宣言した時に始まりました。FIMロードレース世界選手権ではこれまでに、Hondaのマシンを駆る100人のライダーが、800勝以上を挙げてきました。そして最高峰クラスでは、850回の表彰台登壇と25人のチャンピオン誕生という、前人未到の記録を達成した唯一のマニュファクチュアラーです。

今回のドルナ・スポーツとの契約締結で、MotoGPでのHondaの挑戦はさらに5年先の2026年まで続くことになりました。

■ 本田技研工業株式会社 常務執行役員 二輪事業本部長 安部典明のコメント

「まずは、このコロナ禍においてレース開催に尽力して頂いている、カルメロ・エズペレタ氏をはじめとする、ドルナ・スポーツの関係者の皆さまに、敬意を表すると共に、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。また今回2022~2026年の5年間、MotoGPへの参戦契約を更新できたことを大変うれしく思っています。

Hondaは1959年よりFIMロードレース世界選手権に参戦しており、昨年には通算800勝を達成しました。我々のモータースポーツ活動において、MotoGPは不可分の関係にあり、これからも歩みをともし、より良い関係を継続していく姿勢に変わりはありません。なぜならば、このロードレースの頂点の場が、様々な技術を研鑽し、この厳しい環境の中で、技術者がより多くの事を学び、鍛え上げられるからです。そして、その技術者が市販車の開発にも関わることにより、より良い商品を提供していくことができます。これからもHondaは、MotoGPをはじめとした、様々なモータースポーツ活動を通じて、世界のお客様に夢や感動をお届けしたいと思います」

■ ドルナ・スポーツCEO カルメロ・エズペレタのコメント

「二輪レースにおけるトップクラスのマニュファクチュアラーであるHondaと今回の契約締結ができたことは、MotoGPにとって素晴らしいことです。Hondaは過去から現在、そして未来においても、FIMロードレース世界選手権にとって重要な存在です。今回の契約延長は、Hondaとドルナ・スポーツの繋がりを、さらに強固なものにします」


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