Repsol Honda Teamがイタリアで活動を再開
前戦フランスGPを終えて3週間のインターバルを過ごしたロードレース世界選手権(MotoGP)は、高速サーキットとして知られるムジェロ・サーキット(Autodromo Internazionale del Mugello/以下ムジェロ/5.25km)でシーズンを再開します。
第6戦イタリアGPを皮切りに3週間で3大会というハードスケジュール。その最初の戦いが、トスカーナに位置するムジェロで行われます。このサーキットはファンにもライダーにも人気が高く、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとジョアン・ミルの両選手は、引き続き、Honda RC213Vの進化に取り組みます。今年は全20戦が開催されます。
マルケスは、今季開幕戦のポルトガルGPで、ポールポジション(PP)を獲得し、スプリントで3位になりました。マルケスは、その大会の決勝レースで負傷しましたが、そのケガからの復帰戦となった第5戦フランスGPでは、予選2番手、決勝では表彰台争いに加わる激しい走りを見せました。結果は転倒リタイアでしたが、開幕戦同様、光り輝くすばらしい走りでした。
イタリアGPでマルケスは、これまで記憶に残るすばらしいバトルを何度も繰り広げてきました。2014年の優勝を含め、最高峰クラスでは3度の表彰台を獲得するなど度々レースの主役を務めました。
ジョアン・ミルは、今大会、自身とマシンのポテンシャルを最大限に引き出すために全力を尽くします。そして、RC213Vのフィーリングを向上させるための新たなチャンスに取り組みます。25歳のミルは、2021年のイタリアGPで3位になりました。最高峰クラスでは、ムジェロで初めて表彰台に立ちました。RC213Vでシーズン再開に挑むミルは、Repsol Honda Teamとともに、成長と一貫性の向上に集中します。
今大会を終えるとRepsol Honda Teamは、第7戦ドイツGPへ、そして第8戦オランダGPへと移動します。
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