シュピールベルクで速さを見せた古里、6位でフィニッシュ
15番手スタートから猛追を見せた古里太陽が、惜しくも表彰台を逃す結果となりました。

オーストリアで行われたロードレース世界選手権(MotoGP)Moto3クラスのレースは今回もスリリングな展開となりました。Honda Team Asiaの古里太陽は15番グリッドからスタートし、先頭4台の集団を猛追。終盤には表彰台争いに加わりましたが、残りわずか数周というところで外側に押し出されてしまい、最終的に6位でチェッカーを受けました。
Leopard Racingのエイドリアン・フェルナンデスとダビド・アルマンサも、先頭4台と追走集団との間に開いたギャップを詰めるために奮闘しました。両者ともレース中のバトルに阻まれ思うように順位を上げることはできませんでしたが、それぞれ9位と13位でフィニッシュしました。その後、デニス・フォッジャのペナルティにより、それぞれ1つ順位を上げています。
SIC58 Squadra Corseから負傷代役として参戦したケイシー・オゴーマンは、Moto3デビュー戦で印象的な走りを見せました。レースではポイント圏内を争い、チームメイトを上回る18位でフィニッシュしました。そのすぐ後ろでは、Rivacold Snipersのリカルド・ロッシとニコラ・カッラーロが19位と20位で続きました。なお、カッラーロはトラックリミット違反によりロングラップペナルティを2回科されましたが、レース中に消化できたのは1回のみでした。さらにGRYD – MLav Racingのエディ・オシェイは21位、Honda Team Asiaのアルビ・アディタマが22位でフィニッシュしています。SIC58 Squadra Corseのステファノ・ネパは厳しいレースを強いられ、24位での完走となりました。
残念ながら、GRYD – MLav Racingのビセンテ・ペレスはロングラップペナルティを2回科されていたものの、マシントラブルによりリタイアを余儀なくされました。
Moto3のライダーたちは休む間もなく、次戦のハンガリーへと向かいます。第14戦は8月22日から24日にかけて、新設のバラトン・パーク・サーキットで開催されます。
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