アルマンサ、雨のザクセンリンクで2番手に
ダビド・アルマンサが、ドイツGPでフロントローを獲得しました。

Leopard Racingのダビド・アルマンサが、雨のザクセンリンクで2番手のタイムを記録し、Moto3で自己最高位となる予選結果を達成しました。明日のドイツGPでは最前列グリッドからスタートします。
ロードレース世界選手権(MotoGP)Moto3クラスのQ2セッションは、グイド・ピニのクラッシュによりエアフェンスが損傷したため、残り12分弱の時点で一時中断されました。エアフェンスの修復後にセッションは再開されましたが、終盤にはイエローフラッグが提示され、複数のライダーがベストタイムを失う結果となりました。
ウエットコンディションの中、アルマンサは上手く適応し、Q2を通して上位を維持しました。終盤のアタックでは、イエローフラッグの影響を受けずに済み、見事2番手でセッションを終えました。この結果は彼にとってMoto3での予選最高順位となります。
チームメイトのエイドリアン・フェルナンデスもウェットで複雑なコンディションの中で好調な走りを見せ、赤旗後の再開直後には暫定トップに立ちました。しかし、残念ながらイエローフラッグの影響で複数のラップタイムが取り消され、最終的には6番手という結果になりました。
GRYD – MLav Racingのエディ・オシェイも、Q1を通過した勢いのまま、ウエットコンディションにうまく順応し、自身のキャリアにおいて最高の予選結果を記録しました。オシェイはQ2を通して上位争いに食い込み続け、9番手となるタイムを記録し、グリッド3列目を確保。Honda Team Asiaの古里太陽もQ2に進出しましたが、スピードを引き出すことができず、17位に終わっています。
Rivacold Snipers Teamのニコラ・カッラーロ、Honda Team Asiaのタットチャコーン・ブーシュリ、Rivacold Snipers Teamのリカルド・ロッシ、SIC58 Squadra Corseのステファノ・ネパらはQ1で苦戦し、それぞれ明日の決勝を19番手、21番手、22番手、23番手からスタートすることになりました。
なお、負傷したSIC58 Squadra Corseのルカ・ルネッタの代役としてデビューを果たしたレノックス・フォマラは、Q1でクラッシュを喫し、タイム計測は1周のみにとどまりました。明日の決勝は24番グリッドからのスタートとなります。また、残念ながらGRYD – MLav Racingのビセンテ・ペレスは右手首の負傷によりドイツGPを棄権することになりました。
明日のザクセンリンクでの全23周で行われるMoto3決勝レースは、現地時間午前11時にスタートします。
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