リオス、粘りの追い上げでアッセン5位を獲得
Rivacold Snipers Teamのヘスス・リオスが、ロードレース世界選手権(MotoGP)Moto3クラスのオランダGP決勝で21番手から5位まで追い上げました。

夜間を通して降った激しい雨の影響でロングラップペナルティ用のエリアが使用できなくなったアッセンのMoto3クラス決勝では、複数のライダーにレース後、タイム加算ペナルティが科されました。そのような状況でも、Rivacold Snipers Teamのヘスス・リオスは素晴らしい走りを披露し、20周のレースで21番手から5位まで追い上げました。
Hondaの軽量クラス勢にとってレースは順調な出だしとはならず、GRYD Racingのジョエル・ケルソ、Leopard Racingのグイド・ピニ、SIC58 Squadra Corseのケイシー・オゴーマン、GRYD Racingのエディ・オシェイはいずれもスタートでポジションを落としました。しかし、すぐに順位を取り戻し、序盤にはケルソ、Leopard Racingのエイドリアン・フェルナンデス、Honda Team Asiaのヴェダ・プラタマのHonda勢3人が、8台の先頭集団の中でバトルを繰り広げました。
その後方では、リオスが4周目時点でトップ10入りを果たし、その後も好ラップタイムを刻みながら、次々とライバルをかわして順位を上げていきました。このスペイン人ライダーは10周目に表彰台争いに加わり、先頭の2台が後続との差を広げた後も、追走グループの中で存在感を示し続けました。
ロングラップペナルティ用のエリアが使えなかったため、ショートカットやトラックリミット違反によるペナルティは、代わりにタイム加算ペナルティとして科されました。その結果、フィニッシュ後にHonda勢を含む複数のライダーが順位を下げることになりました。リオスは表彰台争いを繰り広げていましたが、終盤には追走集団に飲み込まれ、7位でフィニッシュ。その後、他のライダーへのペナルティが反映された結果、5位に繰り上がりました。
ケルソは6位でフィニッシュしましたが、オープニングラップでショートカットしたため8位に降格しました。フェルナンデスはトラックリミット違反によるペナルティを受けて9位となり、オゴーマンは10位、オシェイは15位でポイントを獲得しました。
ポイント圏外では、残り4周の第5コーナーで転倒し、その後レースに復帰したSIC58 Squadra Corseのレオ・ラマーストーファーが17位でした。一方、ピニは2度のペナルティにより18位となり、同じく転倒後にレースへ復帰したRivacold Snipers Teamのニコラ・カッラーロは19位となりました。
表彰台争いを繰り広げていたプラタマは、8周目の第4コーナーで転倒を喫し、悔しいリタイアに終わりました。Honda Team Asiaのチームメイトである三谷然も、TTサーキット・アッセンでの3周目に第11コーナーで転倒し、リタイアとなりました。
Moto3クラスは短いインターバルを挟み、7月10日から12日にザクセンリンクで開催されるドイツGPへ向かいます。ドイツGPは、サマーブレイク前最後の一戦となります。
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