HondaのMoto3ライダー、ドイツGPで本来の実力を発揮できず
古里太陽は最終ラップで転倒し、惜しくも表彰台のチャンスを逃しました。

全23周で行われた決勝レースで、HondaのMoto3ライダーたちは健闘を見せたものの、最終的にその努力は実を結ばず、悔しさの残る週末となりました。
Honda Team Asiaの古里太陽は予選では思うような結果を残せませんでしたが、昨年のザクセンリンクで2位を獲得していたこともあり、2年連続の表彰台を目指していました。17番グリッドから果敢に追い上げ、表彰台圏内に浮上。最終ラップに入った時点では3位に手が届く位置につけていましたが、12コーナーで転倒してしまい、その夢は叶いませんでした。
SIC58 Squadra Corseのステファノ・ネパと、Rivacold Snipers Teamのリカルド・ロッシは着実にポジションを上げ、前方の転倒を避けながら、それぞれ13位と14位でフィニッシュ。ロードレース世界選手権(MotoGP)Moto3クラスのデビューを果たしたSIC58 Squadra Corseのレノックス・フォマラは、NSF250RWのフィーリングを確かめながら走行を重ね、17位でゴールしました。一方、Rivacold Snipers Teamのニコラ・カッラーロは、ロングラップペナルティを科されたうえに、6周目の1コーナーで転倒するという厳しい展開に見舞われました。その後レースに復帰し、18位でチェッカーを受けました。
残念ながら、Leopard Racingのダビド・アルマンサとエイドリアン・フェルナンデスに加え、Honda Team Asiaのタットチャコーン・ブーシュリ、GRYD – MLav Racingのエディ・オシェイも転倒を喫しました。
Moto3ライダーたちは、休む間はなくすぐにチェコへ移動し、7月18日~20日に開催される今シーズン第12戦に臨みます。
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