Race
Moto3 2021
Round 13
デニス・フォッジャが今季3勝目、残り5戦で逆転王座を視野に
MotorLand Aragón
今大会好調な走りを見せたHonda勢ですが、予選では14番手だったデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が、好スタートからトップグループに加わり、今季3勝目を挙げました。
今大会もトップグループは10台前後に膨れあがりました。14番グリッドから決勝に挑んだフォッジャは、大混戦の中で着実にポジションを上げていきます。そしてレース中盤には、トップグループの中でも4,5番手という絶好の位置取りを続け、終盤一気にペースを上げて首位に立つと、デニス・オンジュ(KTM)とのバトルを制しました。
これでフォッジャは、3戦連続7回目(3勝)の表彰台に立ち、143点を獲得して総合3位に浮上しました。今大会、総合首位にいたペドロ・アコスタ(KTM)がノーポイントに終わったことで、その差は58点。シーズンは残り5戦。逆転チャンピオンの可能性も膨らんできました。
トップグループに加わったアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が6位、今季2回目のPPを獲得したダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が7位、今季5回目のフロントロー3番手からトップグループに加わった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が9位でした。
予選25番手から追い上げた國井勇輝(Honda Team Asia)は17位。26番グリッドから決勝に挑んだアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、思うようにペースを上げられず20位。Honda Team Asiaの両選手は、今大会、ポイントを獲得することができませんでした。