Moto3クラスのレースが終了しました。昨夜の大雨によりサーキットの路面コンディションが悪化し、耐久テストさながらのレースとなりました。レースペースは昨日よりも大幅に落ちていて、路面グリップは最適とはほど遠い状況でした。
15番グリッドからスタートした古里選手はラップごとに着実にライバルたちをオーバーテイクして、5周目には2番手までポジションを上げる目覚ましい活躍をみせてくれました。しかし、タイヤが摩耗し始めるとポジション維持に苦しみ、最終的には6位でレースを終えました。スタート順位を考えれば、彼がみせた驚異的な速さは称賛に値するものといえるでしょう。
ブーシュリ選手も古里選手と同様に、レース序盤から速さをみせました。しかし、8周を終えてポイント圏内に近づいたところで転倒を喫してしまい、残念ながらそこでレースを終えました。幸いにもケガはなく安心しましたが、ポイント獲得の可能性があっただけに、このリタイアは無念です。次のレースでは期待通りの結果が出ることを期待しています。
アディタマ選手は今大会がワイルドカードとして2度目の出場でした。アラゴンGPで完走した経験が、貴重な気づきを彼に与えてくれることを期待しています。
私たちは来週のミサノに向けて、この勢いをさらに加速させたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします。

今日のレースを6位でフィニッシュできたことをうれしく思います。できるだけポジションを上げようとして序盤からプッシュしすぎた結果、レース終盤でタイヤマネジメントの課題に直面しました。これはレース全体を通してタイヤを効果的に温存することができなかった私のミスです。
それでも、全体的にはいいレースだったと思います。ベストを尽くしたので、今日のパフォーマンスとレース結果にとても満足しています。来週はお気に入りのサーキットであるミサノでのレースです。私たちはこのポジティブな勢いを維持し、さらにいい結果を狙いたいと思っています。

今日のレースについては複雑な気持ちです。力強いスタートを切れましたし、マシンのセットアップにはとても自信がありました。タイヤの選択も完璧で、少なくともトップ10に入れるペースがあることが分かっていたので、ハードにプッシュしました。私の目標はポイント圏内でフィニッシュすることでしたが、残念ながらプッシュしすぎてクラッシュしてしまいました。
クラッシュした時点でトップ15まであとわずかだったので、とても残念です。しかし、私たちは「忍耐がカギになる」ということをこの失敗から学ばなければなりません。そうすれば結果も必ずついてくると思っています。1週間後にミサノで開催されるレースに向けて、今から集中します。どのようなレース展開になるのか楽しみです。

今日のレースは、期待していたほどいいスタートを切ることができませんでした。タイヤのグリップに苦戦し、スタートで大きくタイムをロスしてしまいました。グループ内で自分のペースを維持しながら、徐々に前のライダーに追いつこうと試みました。しかし、オープニングラップの後、ブーシュリ選手についていった時にミスをしてしまったのです。私がライダーをパスしようとしたところ、ブーシュリ選手も別のライダーをパスしようとしていて、私はクラッシュしそうになってアウト側に避けました。その時にホコリがたまったゾーンを走ることになり、フロントグリップを失って、大幅にタイムを落としてしまいました。
このような状況はJunior GPではあまり起きないことなので、私にとって貴重な経験でした。レース中は自分のペースを維持し、タイヤに適応することに集中しました。今後のJunior GPに向けて、今回のワイルドカード出場はとてもいい機会になりました。