第11戦オーストリアGPが終了しました。両ライダーは理想的ではないグリッドからスタートしましたが、レース序盤から力強いペースで走り順位を上げました。
古里選手はロングラップのペナルティーを受け苦戦を強いられました。このペナルティーによってポジションを落とし、先行するライダーを捉えるのにタイムをロスしてしまいました。しかし彼はあきらめずに最後まで戦い続け、チームにとって重要なポイントをもたらしてくれました。私はこの結果をポジティブに捉えています。ブーシュリ選手は第3グループの中で戦い、21位でレースを終えました。レースペースは向上しており、ポイント争いに加わる走りをするなど、レースを通して成長をみせてくれました。
今日のレース結果は完璧なものではありませんでしたが、レース中に起きた出来事を考えれば、結果をポジティブに捉えるべきだと考えます。次のレースに向けて、私たちはこの流れを維持しながらさらに成長する必要があります。最後にライダー、献身的なハードワークを続けてくれるスタッフ、そして私たちを見守って下さるスポンサーとサポーターの皆さまに感謝の意を表します

今日は複雑な心境です。スタートしてすぐにロングラップ・ペナルティーを受けてしまい、非常に厳しいレースとなりました。ラップタイムは好調で、レース戦略も堅実だっただけに今日の結果には満足できません。
マシンの調子はよかったので、もっといいポジションでゴールできたはずです。この調子で続ければ、次戦以降のレースでは表彰台争いができると確信しています。ケガから復帰したレースでしたが、マシンのフィーリングがとてもいいのでうれしいです。今後はもっといい結果を残せると前向きに考えています

今日のレースは自分にとってポジティブな経験となりました。ポイントを獲得できませんでしたが、競争力のあるレースペースを維持することができました。ポイント圏内を走るグループの中で戦うこともできたため、実りのあるレースだったと思っています。残念ながらほかのライダーとわずかな接触により順位を落としてしまいましたが、これもレースの一部であり、このようなアクシデントは起こり得るものです。次のレースでは、これまで私たちが目標としてきたポイント獲得を実現するために全力を尽くします