Race
Moto3 2024
Round 4

古里とブーシュリは奮闘するも一歩及ばず

es Circuito de Jerez - Angel Nieto

4月28日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第4戦スペインGPのMoto3クラス決勝がヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われました。

古里とブーシュリは奮闘するも一歩及ばず

Honda Team Asiaの古里太陽は、スタートから9つポジションを上げるパフォーマンスを発揮すると、12番手でレースを周回。しかし、レース終盤はペースを維持できず、17位で決勝を終えました。チームメートでMoto3クラスルーキーのタットチャコーン・ブーシュリは集団の中でバトルを展開。ほかのライダーたちと何周にもわたるオーバーテイクの応酬の末、24位でフィニッシュしました。


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Hiroshi Aoyama
Hiroshi Aoyama
古里選手とブーシュリ選手は、今日のレースをそれぞれ21番グリッドと25番グリッドからスタートしました。2人はいいスタートを切り、ポジションを上げることに成功しましたが、終盤は厳しいレース展開となりました。
古里選手は集団を捉えようとして終始バトルをしました。一時は12番手までポジションを上げ、ポイント獲得まであと一歩のところまでいきました。しかし、終盤は思ったようにペースを維持できずに17位で終えました。レースを通して彼がスピードを維持できるようにする方法をチームで考えなければなりません。
チームメートのブーシュリ選手は終始安定したペースで走ることができました。しかし、残念ながら彼よりも高いパフォーマンスを発揮したライダーたちに後れを取ることになりました。オーバーテイクしようと懸命に努力しましたが容易にはいかず、最後はポジションを1つ上げて24位でゴールしました。今日の結果は残念ですが、来週火曜日の公式テストで課題点を改善し、次戦のル・マンに向けてさらに前進できると確信しています

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
今日のレース終盤まではとても調子がよかったです。私たちは明らかに進歩しており、昨日までと比較するとマシンのフィーリングは良好でした。チームの努力とハードワークはすばらしく、彼らのパフォーマンスには本当に満足しています。21番グリッドから堅実なスタートを切り、12番手まで順位を上げることができました。
しかし残り5周のところで状況は一転し、それまでのペースを維持することができなくなりました。ここヘレスでポイントを獲得できる可能性があっただけに残念でなりません。それでも、今日のレースから得られる収穫はたくさんあります。火曜日に実施される公式テストでは改善に集中し、前進を続けます。次のレースではもっといい結果を残すことを約束します

Tatchakorn Buasri
Tatchakorn Buasri 5
Honda Team Asia
これまでのポルトガルやカタールのレースと比較すると、私たちは確実に進歩したと感じています。ほかのライダーたちとのギャップも縮まっていて、単独走行ではなくグループの中でバトルできるようになりました。
このことは自身の成長の中で、小さいながらも大切な一歩だと思っています。今週末、私をサポートするために全力を尽くしてくれたチームに感謝しています。そしてチームが私のパフォーマンスを喜んでくれていることをうれしく思っています。私たちはようやく正しいマシンのセットアップを見つけることができました。
次のレースでどのような結果になるかは分かりませんが、日々成長していることは確かです。引き続き応援をお願いします


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