アメリカズGPは古里にとって不運な結末に

Moto3クラスのレースは残念な結果になってしまいました。古里選手はレース全体で力強さをみせていました。スタートをうまく決めてクラッシュを避け、さらにはすばらしいオーバーテイクを繰り返し、トップ集団の中で表彰台争いをしていました。着実にポジションを上げながらいいペースで走行していたので、クラッシュがなければいい結果を出せていただろうと思います。今回のようなチャンスを逃してしまったことはとても残念です。

しかし、レースにこのようなことはつきものです。私たちが十分に戦える位置にいたこと、表彰台争いをできていたことはポジティブな要素でした。これからは、それを今後のレースに活かすことに集中したいと思います。

チームのみんな、ファンの皆さん、そして日ごろ支えてくださるスポンサーの方々に感謝しています。アメリカズGPは望んだ結果になりませんでしたが、大事なことをたくさん学べたと思います。次戦のスペインGPも全力で挑みます

クラッシュで終えてしまい、とても悔しいです。コーナーで前方にいたライダーが私よりも速度を落としたため、背後からタイヤにぶつかってしまいました。レース中はマシンとの一体感が強く自信もあったので、とても残念でなりません。計画していた通りにトップ集団の中で走れていたので、さらにオーバーテイクを繰り返して表彰台争いができたはずでした。マシンの感触とパフォーマンス面を考えれば決して悪い週末ではなかったと思いますが、レースは結果がすべてです。後悔する時間はなく、ポジティブに次に向けて取り組まなければなりません。気持ちを切り替えて次戦のスペインGPに向けて準備をします

体調が万全ではなかったため、チームと話し合い、今大会への出場を断念しました。今は次戦のスペインGPに向けて、回復を最優先に考えています。応援のメッセージを送ってくださった皆さんにとても勇気づけられ、感謝しています。今後のレースで100%の力を発揮できるよう取り組みます