Race
Moto3 2023
Round 10

厳しいペナルティーが科せられた古里は惜しくもポイント獲得ならず

at Red Bull Ring - Spielberg

8月20日(日)、第10戦オーストリアGPの決勝がレッドブル・リンクで行われました。Honda Team Asiaの古里太陽は、ポイント圏内の争いの中でほかのライダーに接触され、クラッシュを避けるためにシケインをショートカット。しかし、これによりロングラップ・ペナルティーが科せられてしまい、ポイント圏外の18位でフィニッシュしました。ワイルドカードで参戦のタットチャコーン・ブーシュリは、世界選手権2戦目ながら期待以上の走りをみせ、23位で完走。マリオ・アジは終始チャタリングの問題に悩まされ、26位でのフィニッシュとなりました。

厳しいペナルティーが科せられた古里は惜しくもポイント獲得ならず

HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


Hiroshi Aoyama
Hiroshi Aoyama
Honda Team Asia
古里選手はポイント獲得のために戦っていました。ポイント圏内のグループ中団で走っていた時に、ほかのライダーから接触されてしまい、クラッシュを避けるためにシケインのショートカットを余儀なくされました。そのためにペナルティーが科せられ、グループから離脱し、18位でレースを終えました。ブーシュリ選手はレース序盤から健闘し、ポジションをキープして23位でフィニッシュしました。アジ選手は26位でフィニッシュとなりました。今日の結果は望んでいたものではありませんが、この状況を受け入れて、改善しなければなりません。次のレースはカタルニアで開催されますが、ここは私たちがよく知っているコースですから、一歩前進できると思っています

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
オープニングラップの第2コーナーでミスを犯してしまいました。僕は他のライダーと接触し、クラッシュを避けるためにシケインをショートカットしました。そのためロングラップ・ペナルティーが科せられてしまいました。ペナルティーを受けるまで、僕はこの週末を通じて一番速いラップタイムで走っていました。僕たちにはポイント獲得に向けた明確な選択肢があり、マシンのフィーリングもすばらしかったです。ロングラップ・ペナルティーを消化した後、単独走行での感覚をつかむまでに何周かを要しました。ペースが十分に上がったところで、ポイント争いのグループに追いつくことができましたが、タイミングが遅すぎました。全体的にみると、今週末はよかったと思っています。それは次戦に向けて必要な情報を収集できたからです

Tatchakorn Buasri
Tatchakorn Buasri 33
Honda Team Asia
世界選手権に2度目の参戦ができたことを大変うれしく思います。ラップを重ねるごとに走りは改善でき、コンスタントなペースをキープして走ることもできたので、さらに一歩前進できました。レースでのラップタイムはこの週末を通じて一番でした。このようなチャンスを与えてくれたHonda Team Asiaとタイ・ホンダに感謝します

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
正直に言えば、忘れてしまいたいような週末でした。レースで感じたマシンのフィーリングが、予選よりも悪くなってしまうとは予想もしていませんでした。レースでは限界までプッシュしましたが、スピードはついてきませんでした。僕たちはチャタリングの問題を解決する必要があります。チームと一緒になって解決策を見つけなければなりません



投稿日