今日のル・マンではライダーたちがベストを尽くしてくれ、エキサイティングなレースとなりました。彼らのベストラップは本当に速く、いいレースができたと思います。マリオはシケインでミスを犯してしまい、ロングラップ・ペナルティーが科せられました。その結果グループから離脱してしまいました。その瞬間まで、彼のペースがよかっただけに残念です。古里選手は最終ラップまで12位につけてグループの中でポイント争いをしていましたが、ゴールまであとわずかのコーナーでクラッシュしてしまいました。しかし無事であったことが救いです。今日の彼は本当に速かったです。ムジェロでは今週末のポジティブな出来事を再現したいと思います。

この週末は、常に自分が成長していることを感じました。しかしレース中は苦戦を強いられたので少し腹立たしく思っています。スタートはとてもよかったのですがレースはタフで、すべてのラップを僕は限界で走っていました。今日は自分でもがっかりしています。次のグランプリまで数週間あるので今回のいやな思い出は忘れ、気持ちをリセットします。ムジェロではもっと強くなって戻ってこられると信じています。

いいレースの後に予期せぬ結果が待っていました。今日は僕が期待した以上に、速いラップタイムを刻め、しかもコンスタントにタイムを出すことができました。スタートはうまく決まって、いいポジションにつけ、グループの中でポイント獲得をかけて戦っていました。しかし、フィニッシュまでの残り5つというコーナーでミスを犯してしまいました。でも、ポジティブに考えたいと思います。次からのレースで役立つ膨大なデータを集めることができたからです。悲しいことは忘れて、将来に目を向けます。