ハウメ・マシアが3位。2戦連続で表彰台を獲得
Moto3クラスは、トップグループが9台に膨れあがるし烈な戦いとなり、前半、積極的な走りで何度も首位に立ったハウメ・マシア(Leopard Racing)が3位でフィニッシュしました。マシアは、中盤まで6台のトップグループをハイペースで牽引。終盤は9台の戦いの中で終始トップを快走しましたが、最終ラップの攻防で惜しくも3位へとポジションを落としました。これでマシアはアメリカズGPから2戦連続で表彰台を獲得しました。
予選15番手からトップグループに加わった鈴木竜生(Leopard Racing)は、その集団の中で8位。前戦アメリカズGPの転倒で左足を負傷、完全な状態ではありませんでしたが、最後まで熱走を見せました。
以下、11位にはロマーノ・フェナティ(Rivacold Snipers Team)、12位にスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)、13位にマッテオ・ベルテル(Rivacold Snipers Team)と続き、それぞれポイントを獲得しました。
そのグループからわずかに遅れて古里太陽(Honda Team Asia)が、予選24番手から16位でフィニッシュ。惜しくもポイントは獲得できませんでしたが、今大会は、トップとの差が14秒。Moto3クラスにデビューしてもっともトップとの差を縮めることができたレースとなり、成長を感じさせました。
チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、26番グリッドからオープニングラップに22番手までポジションを上げましたが、序盤にペースを上げられず19位でチェッカーを受けました。アジの課題は予選のスピード。いいグリッドからスタートできればさらに上位を狙える走りをしているだけに、次戦以降、この課題に取り組みます。
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