Race
Moto3 2022
Round 17

フォッジャが今季4勝目を挙げランキング2番手に浮上

th Chang International Circuit

Moto3クラスは、PPスタートのデニス・フォッジャ(Leopard Racing)、予選7番手のリカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)のHonda勢と、予選3番手の佐々木歩夢(ハスクバーナ)の3人の戦いとなり、後半に2人を引き離したフォッジャが今季4勝目を挙げました。

フォッジャが今季4勝目を挙げランキング2番手に浮上

今大会はウエット、ドライともに好調で、ドライコンディションとなった予選では今季3回目のPPを獲得し、スタートからレースの主導権を握る力強い走りでした。これで総合3位から2位に浮上。首位で今大会6位のイサン・グエバラ(GASGAS)との差を49点とし、逆転の可能性を残しました。

今季、予選で速い走りを見せるも、なかなか結果につなげられなかったリカルド・ロッシが今季初表彰台獲得の3位でフィニッシュしました。リカルド・ロッシは今季5回目のトップ10フィニッシュでした。

予選29番手から決勝に挑んだマリオ・アジ(Honda Team Asia)は21位でフィニッシュしました。今大会は不安定な天候とコンディションの影響を受けてグリッドが後方でしたが、しっかり追い上げのレースをしました。

予選で今季3回目のQ2進出を果たし、今季ベストの13番グリッドからレースに挑んだ古里太陽(Honda Team Asia)は、他者の転倒の影響を受け25位でした。

オープニングラップの最終コーナーで転倒したセルジオ・ガルシア(GASGAS)がマシンから放り出される形で古里に直撃、このアクシデントで古里はポジションを大きく落としました。ピットに戻り、壊れた箇所を修復して再スタートを切りましたが、25位がやっとでした。好調な走りをしていただけに残念な結果でした。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
また優勝することができて最高の気分です。厳しいレースでしたが、すばらしい仕事をすることができました。レースウイークを通して速さがありました。文句のつけようがありません。今大会は、土曜日にポールポジションを獲得し、日曜日に優勝することができました

Riccardo Rossi
Riccardo Rossi 54
SIC58 Squadra Corse
本当にうれしいです。レースは肉体的にも精神的にもとても厳しいものでした。レース中はずっと限界の状態でした。今日は前を走るデニスについて行こうとしたのですが、何人かに押され順位を落としてしまいました。でもそのあと差を縮めることができました。最終ラップの最終コーナーで歩夢をパスしようとしましたが抜けませんでした。とにかく、今日の結果はとてもうれしいです

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
29番グリッドからのスタートになったので厳しいレースでした。でも、レースは楽しかったし、チャレンジングなものでした。僕がグループの中で戦うところを見てもらえたと思います。残念ながら、他のライダーによる転倒の影響で第2グループに追いつくことができませんでした。今週末は多くのことを学びました。オーストラリアでは、自分がさらに成長することを期待しています

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
昨日はベストグリッドを獲得することができてとてもうれしい気持ちでした。そしてポイントを獲得する準備も整っていました。スタートはうまくいきました。しかし、最終コーナーに差し掛かった時に僕の目の前で一人のライダーがクラッシュしました。正確に言うと、僕の上に落ちてきました。この状況では何もできませんでした。ピットに戻りメカニックが懸命にマシンを修理して、僕を送り出してくれましたが、集中力が途切れてしまい、これ以上の結果を残すことはできませんでした



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