今大会はウエット、ドライともに好調で、ドライコンディションとなった予選では今季3回目のPPを獲得し、スタートからレースの主導権を握る力強い走りでした。これで総合3位から2位に浮上。首位で今大会6位のイサン・グエバラ(GASGAS)との差を49点とし、逆転の可能性を残しました。
今季、予選で速い走りを見せるも、なかなか結果につなげられなかったリカルド・ロッシが今季初表彰台獲得の3位でフィニッシュしました。リカルド・ロッシは今季5回目のトップ10フィニッシュでした。
予選29番手から決勝に挑んだマリオ・アジ(Honda Team Asia)は21位でフィニッシュしました。今大会は不安定な天候とコンディションの影響を受けてグリッドが後方でしたが、しっかり追い上げのレースをしました。
予選で今季3回目のQ2進出を果たし、今季ベストの13番グリッドからレースに挑んだ古里太陽(Honda Team Asia)は、他者の転倒の影響を受け25位でした。
オープニングラップの最終コーナーで転倒したセルジオ・ガルシア(GASGAS)がマシンから放り出される形で古里に直撃、このアクシデントで古里はポジションを大きく落としました。ピットに戻り、壊れた箇所を修復して再スタートを切りましたが、25位がやっとでした。好調な走りをしていただけに残念な結果でした。