フォッジャが2位表彰台。古里太陽がホームGPで初入賞
Moto3クラスは、5番手スタートからトップグループに加わったデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が2位になり、今季7回目の表彰台を獲得しました。序盤から早いペースの展開となり、トップグループは4台。終盤は1台が転倒し、3台のし烈な優勝争いとなり、優勝したイサン・グエバラ(GASGAS)から0.593秒差の2位でした。チームメートでPPを獲得した鈴木竜生(Leopard Racing)は、トップグループに加わりましたが5周目に転倒を喫しリタイアに終わりました。
以下、Honda勢は、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が9位、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が10位、ルーキーの古里太陽(Honda Team Asia)が14位に入り、初ポイントを獲得しました。
予選19番手から決勝に挑んだ古里は、序盤は予選順位と同じ19番手でしたが、その後、周回を重ねるごとにポジションを上げて6周目には15番手へ。その後、4台による11位争いのグループに加わり、最終的に14位でフィニッシュしました。
今大会は、ドライコンディションのFP1、ウエットコンディションになったFP2でともに転倒しましたが、古里は走った経験があるモビリティリゾートもてぎを積極的に攻めてタイムを短縮、ポジションアップに成功しました。続くタイGPもアジアタレントカップ時代に経験のあるサーキットで、2戦連続ポイント獲得と今季ベストリザルトに挑みます。
チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、17位でした。今大会はウエットコンディションですばらしい走りを見せましたがドライコンディションでは苦戦。加えて決勝では序盤に転倒者が多く、上位グループと一気に離れてしまいました。残念な結果に終わりましたが、次戦タイGPでは、今季ベストと3回目のポイント獲得に挑みます。