Race
Moto3 2022
Round 16

フォッジャが2位表彰台。古里太陽がホームGPで初入賞

jp Twin Ring Motegi

Moto3クラスは、5番手スタートからトップグループに加わったデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が2位になり、今季7回目の表彰台を獲得しました。序盤から早いペースの展開となり、トップグループは4台。終盤は1台が転倒し、3台のし烈な優勝争いとなり、優勝したイサン・グエバラ(GASGAS)から0.593秒差の2位でした。チームメートでPPを獲得した鈴木竜生(Leopard Racing)は、トップグループに加わりましたが5周目に転倒を喫しリタイアに終わりました。

フォッジャが2位表彰台。古里太陽がホームGPで初入賞

以下、Honda勢は、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が9位、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が10位、ルーキーの古里太陽(Honda Team Asia)が14位に入り、初ポイントを獲得しました。

予選19番手から決勝に挑んだ古里は、序盤は予選順位と同じ19番手でしたが、その後、周回を重ねるごとにポジションを上げて6周目には15番手へ。その後、4台による11位争いのグループに加わり、最終的に14位でフィニッシュしました。

今大会は、ドライコンディションのFP1、ウエットコンディションになったFP2でともに転倒しましたが、古里は走った経験があるモビリティリゾートもてぎを積極的に攻めてタイムを短縮、ポジションアップに成功しました。続くタイGPもアジアタレントカップ時代に経験のあるサーキットで、2戦連続ポイント獲得と今季ベストリザルトに挑みます。

チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、17位でした。今大会はウエットコンディションですばらしい走りを見せましたがドライコンディションでは苦戦。加えて決勝では序盤に転倒者が多く、上位グループと一気に離れてしまいました。残念な結果に終わりましたが、次戦タイGPでは、今季ベストと3回目のポイント獲得に挑みます。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
今シーズンのなかでは最も難しいレースの一つでした。バトルするライバルたち、路面コンディションなど、あらゆる状況に気を配らなければなりませんでした。表彰台はすばらしい結果です。とてもうれしいです。次のタイでもプッシュしたいです

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
初めてのポイントを日本GPで獲得することができました。とてもうれしいです。チームのサポートに感謝したいです。このサーキットは走ったことがあるので、初日からいいフィーリングがありました。今回はフリー走行で2度転倒したことで予選がやや消極的になりました。次戦タイでは、3回目のQ2進出を目指し、さらに上位を目指したいです

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
厳しい週末でした。金曜日から決勝までアップダウンの激しいフィーリングでしたが、予選でいいグリッドを得るチャンスを失ってしまったのは残念でした。後方からのスタートだったので最初の数周はたいへんでした。そして多くのライダーが僕の前で転び、前のグループから早々に遅れてしまいました。でも、今大会は多くのことを学びました。タイでは、このようなミスを繰り返さず、いい結果を残せるようにプッシュしていきます



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