デニス・フォッジャが3列目から決勝での追い上げを狙う
初日トップタイムをマーク、地元ファンの期待に応えたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)ですが、小雨がぱらつく不安定な天候の中で行われた予選では、ライバル勢がアグレッシブな走りを見せたことで7番手へと後退しました。しかし、決勝では、地力あるフォッジャが追い上げのレースをすることは間違いなく、今季3勝目が期待されます。
ホームGPを迎えたアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が9番手で続きました。ミニョは、開幕戦カタールGPで優勝。アメリカズGPで3位と好調なシーズンのスタートを切りました。シーズン中盤になってやや苦戦していましたが、今大会は今季2勝目と3回目の表彰台が期待されます。
ホームGPを迎えたリカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が14番手、初日3番手と好調なスタートを切った鈴木竜生(Leopard Racing)は小雨が降る不安定なコンディションの中でリスクを負わず16番手でしたが、決勝では追い上げのレースが期待されます。前戦オーストリアGPでは2位になり今季3回目の表彰台に立っています。今年は19年大会以来のサンマリノGP制覇が期待されます。
以下、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が18番手、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)が19番手。スコット・オグデン(Vision Track Racing Team)が22番手、初日30番手と苦戦したマリオ・アジ(Honda Team Asia)が23番手までポジションを上げました。
一方、初めて経験するサーキットで初日23番手と好調なスタートを切った古里太陽(Honda Team Asia)は、予選で転倒を喫し27番手へと後退しました。決勝ではアジ、古里ともに追い上げのレースとポイント獲得が期待されます。