Race
Moto3 2022
Round 13

鈴木竜生が0.064秒差で惜しくも2位

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto3クラスは、予選7番手から好スタートを切り、後半、追い上げてきた佐々木歩夢(ハスクバーナ)と一騎打ちになった鈴木竜生(Leopard Racing)がすばらしい接近戦を繰り広げ、わずかの差で2位でした。

鈴木竜生が0.064秒差で惜しくも2位

鈴木は、レッドブル・リンクでは、これまで7位が最高位。決して得意とするサーキットではありませんが、フリー走行、予選ですばらしい走りを見せ、決勝でもそれを再現することになりました。次戦サンマリノGPは、鈴木が初優勝を達成したサーキット。登り調子で迎える今年は、2度目のサンマリノGP制覇と今季初優勝の期待が膨らみます。 

前戦イギリスGPで今季2勝目を挙げたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)は、中盤まではトップグループに加わりましたが、後半思うようにペースを上げられず12位でした。しかし、総合3位をキープ。ホームGPとなる次戦サンマリノGPでは、今季3勝目を目指します。 

以下、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が16位、予選4番手から今季初表彰台が期待されたリカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が19位、ルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が21位、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が23位でした。 

そのミニョに続いてマリオ・アジ(Honda Team Asia)が24位、最終ラップにアジと接触した古里太陽(Honda Team Asia)は25位でした。今大会は、前半まで大集団となったトップグループについていけず、ポイント圏内の戦いに入ることができませんでした。今大会の反省を活かし、次戦サンマリノGPではさらに上位を目指します。 

以下、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team) 27位、ジョシュア・ワトレー(VisionTrack Racing Team)は29位。今大会もHonda勢はやや苦戦のレースとなりました。


Tatsuki Suzuki
Tatsuki Suzuki 24
Leopard Racing
2位という結果には100%満足していませんが、100%の走りができたのはよかったです。レッドブル・リンクで他メーカーのマシンと戦うのは本当にたいへんでしたが、こうして表彰台に立てたことはとてもうれしいです 

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
厳しい週末になりましたが、データを見る限り着実に進歩しています。フリー走行では、多くのことを学ぶことができました。結果にはつながりませんでしたが、チームも僕も、次のミサノに向けてはモチベーションをキープし、初日からよい結果を残していきたいです 

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
予選20番手からいいスタートを切って17番手までポジションを上げましたが、トップグループについていくことはできませんでした。残念ながらグループについていくためには十分な速さはなく、その後は順位を大きく落としてしまいました。もっといい結果を期待していただけに残念です。次のレースではもっとよいレースができるようにがんばります 



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