リカルド・ロッシ、デニス・フォッジャが2列目から決勝に挑む
Moto3クラスは、総合13位のリカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が4番手、前戦イギリスGPで今季2勝目を挙げたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が5番手、フォッジャのチームメートの鈴木竜生(Leopard Racing)が7番手と続きました。
ロッシは今季初の表彰台獲得を目標に戦います。前戦イギリスGPで優勝したフォッジャは2連勝と今季2勝目、前戦イギリスGPで最終ラップに他者と接触しリタイアに終わった鈴木は、今季3回目の表彰台と今季初優勝に挑みます。
以下、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が14番手、ルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が17番手、同じくルーキーの古里太陽(Honda Team Asia)が20番グリッドを獲得しました。
昨年、ルーキーズカップでレッドブル・リンクを経験している古里は、今大会も好調な走りを魅せました。初日は、レイアウトが変わったコースになれるために連続周回を続けました。そのため初日は27番手でしたが、2日目3回目のフリー走行では大幅にタイムを短縮して23番手へ。そして16台が出走したQ1では、一時トップに立つなど好走を見せました。最終的に6番手までポジションを落としQ2進出は果たせませんでしたが、前戦イギリスGPに続き、大きな成長を感じさせる一日となりました。
イギリスGP、そしてオーストリアGPと、古里は混戦の中での位置取りや走り方を学んでいます。今大会の決勝では初ポイント獲得が期待されます。
チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、初日22番手とまずまずのスタートを切りましたが、2日目3回目のフリー走行ではフィーリングをうまくつかめず25番手に後退。そして迎えたQ1でも11番手と思うようにタイムをマークすることができませんでした。しかし、決勝日のウォームアップでフィーリング改善につとめ、決勝では追い上げのレースに挑みます。