Race
Moto3 2022
Round 12
デニス・フォッジャがし烈なトップ争いを制して優勝
Silverstone Circuit
トップグループが20台前後に膨れあがったMoto3クラスは、最終ラップまで目まぐるしくポジションを入れ替えるし烈な戦いとなり、その中から抜け出したデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が第2戦インドネシアGP以来の優勝を達成しました。
予選7番手からトップ集団の中で積極的な走りを見せたフォッジャはイギリスGP初制覇。昨年の3位に続き、2年連続でイギリスGPで表彰台に立ちました。今大会は、総合首位のセルジオ・ガルシア(ガスガス)と総合2位にイサン・グエバラ(ガスガス)がともにリタイアしたことで、トップのガルシアとの差が42点となり、再びチャンピオン争いに加わりました。
以下、Honda勢は、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が9位、ホームGPを迎えたルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が12位、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が13位、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が14位になり、それぞれポイントを獲得しました。
Honda Team Asiaのマリオ・アジは、予選28番手から17位。初めてQ2に進出した古里太陽が予選17番手から18位でフィニッシュしました。両選手ともにスタートはよく、トップグループで戦えるチャンスがありましたが、序盤の混戦の中で接触やコースアウトなどで大きくポジションを落としました。しかし、しっかり完走したことで、再び、高速サーキットの戦いとなる次戦オーストリアGPに向けて大きな収穫となりました。