Moto3クラスも厳しい戦いとなり、フリー走行では、トップから1秒差に20台という大接戦となりました。Honda勢は、ルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が4番手、鈴木竜生(Leopard Racing)が5番手、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が9番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が12番手と、4選手がダイレクトでQ2進出を果たしました。そして、Q1で2番手につけたリカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が加わり、5人のHonda勢がQ2に挑みました。
Honda Team Asiaの古里太陽は、ベストグリッドとなる20番手から決勝に挑みます。フリー走行では総合24番手。そしてQ1では快調にラップを重ね、Q1で3番手まで浮上しましたが、イエローフラッグのためタイムがキャンセルとなり6番手にポジションダウン。初のQ2進出を逃しました。しかし、デビューしてから最もフィーリングがよい大会となり、決勝では初ポイント獲得に向けて追い上げのレースに挑みます。
チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、Q1で前者が転倒、それを避けきれず転倒し、29番手に終わりました。グリッドは後方ですが、セッションをこなすごとにフィーリングが向上しているだけに、決勝では、チームメートの古里とともに追い上げのレースが期待されます。