Race
Moto3 2022
Round 2

デニス・フォッジャが独走優勝

id Mandalika International Street Circuit

Moto3クラスは、予選7番手から決勝レースに挑んだデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が4周目にトップに立つと、23周のレースで独走。今季初優勝を達成しました。開幕戦カタールGPは、予選中に走路妨害をしたため最後列スタート、さらに2度のロングラップペナルティーを科せられる厳しいレースとなりましたが、すばらしい追い上げで7位でフィニッシュしています。今大会は本来の走りをしっかり発揮して今季初優勝を達成、総合でも首位に浮上しました。

デニス・フォッジャが独走優勝

フォッジャを追撃した2位グループは、10台前後の大集団となり予選20番手から追い上げた鈴木竜生(Leopard Racing)がセカンドグループに追いつき10位でフィニッシュしました。

以下、ルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が13位、ルーキーで2戦目にしてフロントロー3番手につけたマリオ・アジ(Honda Team Asia)が14位。アジは好スタートを切るも、経験不足もあり厳しい戦いを強いられました。最終的に14位までポジションを落としましたが、ルーキーの2人は、ともにポイントを獲得しました。

開幕戦カタールGPで優勝したアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)は、セカンドグループの中で激しいバトルを繰り広げていましたが、最終ラップに他者と接触して転倒、リタイアとなりました。

今季2戦を終えてHondaは、Moto3クラスで開幕2連勝を達成。まだシーズンは始まったばかりですが、昨年逃したライダーズタイトル、コンストラクターズタイトル獲得に向けて順調なシーズンのスタートを切りました。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
今日の勝利はうれしいです。これが目標だったし、達成したいと思っていました。マシンは完ぺきでした。とてもいいレースができました。チームや家族、スポンサー、僕をサポートしてくれているすべての人に感謝したいと思います

Tatsuki Suzuki
Tatsuki Suzuki 24
Leopard Racing
カタールの悔しいレースのあとに、こうしていいポジションでフィニッシュできたことはとても重要なことです。もっといい結果を残したかったですが、10位でチャンピオンシップポイントを獲得したことが重要です。引き続き努力したいと思います。チームにはとても感謝しています

Scott Ogden
Scott Ogden 19
VisionTrack Racing Team
マシンはうまく機能しました。最初はリズムよく走るのが難しく、何人かにオーバーテイクされました。そのあといいリズムをつかみ、自分の前の集団が見えるようになってからは、追いつき、何人かをパスすることができました。今後のレースでは、いいスタートを切り、第2集団で逃げきることができたら、もっといい走りができるようになると思います

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
思っていたような結果は残せませんでした。5周目くらいから、突然リアタイヤが消耗し、うまくコントロールできなくなりました。でも今回のレースでたくさんポジティブなことを見つけることができました。初めてのフロントローと初めてのポイント獲得は次のレースへ向けて自信につながりました。今週末のすべてのサポートに感謝しています



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