タイトル王手のペドロ・アコスタ(KTM)と21点差で追うデニス・フォッジャ(Leopard Racing)の戦いは、フォッジャの転倒リタイアでアコスタのチャンピオンが決まりました。今大会は、タイトルを争う2人が、大集団の中で最終ラップまで首位を争う一騎打ちとなりました。しかし、最終ラップの攻防の中で、後ろにいたライダーがフォッジャに追突し転倒リタイア。不運のアクシデントでフォッジャの逆転タイトルの夢は途絶えました。
2位にはアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)で今季3回目の表彰台獲得。4位にジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)、8位にチャビエル・アルティガス(Leopard Racing)、9位に鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、15位にアルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)とそれぞれポイントを獲得しました。
以下、Honda勢は、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が17位、國井勇輝(Honda Team Asia)が20位、アンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)が22位という結果でした。
他車の追突で転倒リタイアに終わったフォッジャは、チャンピオン獲得は果たせませんでしたが、総合2位が確定。来季はタイトル獲りに挑みます。
またフロントローからスタートしたジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)は転倒リタイア。トップグループに加わり、最終ラップにフォッジャを転倒させたダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は失格となりました。